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日記168日目 


2007.06.28
Thu
19:59

ああ、もうめんどくせ、おれのものになれてめえ。

 とかなんとか、いきなり俺の幼馴染は老若男女どころか犬だろうが猫だろうが化け物だろうが恋に落とす笑みでそう言った。
 俺はその言葉に夏の暑さを春の過ぎ去りを感じ、ジュースを飲み込む。簡単に言うと現実逃避した。
 よく晴れた学校の屋上で、どこもかしこも真っ白な癖に唯一濁った黒の瞳を俺を向けてくる。
 というか、お前指定の制服無視して真っ白気な服着てやがるんだ。
 ものすげえ似合っててむかつくぞこんちくしょー。
 しかし、残念なのか、あるいは不幸中の幸いか俺はこの顔を見ても多少キレイだとかは不甲斐ないことに思っちまうけど、恋に落ちたり欲情なんてしない。
 そもそも、幼馴染でもなければこうやって屋上で飯を食ってやってすらしないくらい、嫌いだ。なんと言っても、こいつの顔というか、性格が無性にむかつく、こいつが俺より強くなければ一発殴ってやりたいくらい。

「現実逃避してんじゃねーよ」

 俺が食おうと思った卵焼きを当たり前のように貪りながら「まずい」っと一言。
 こいつは本当に俺に喧嘩を売っているのか。買うぞ、たぶん、そのうち。

「だいたいな、おれのちかくにあるもんはぜんぶおれのもんかぜんぶだれかのもんなんだよ。なのにてめえときたらちゅうとはんぱしやがって。
 おれのもんにもならずのうのうとふらふらしてるくせに、まるでおれのもんみたいにあつかわれやがって、めんどくさい。おまえのはんぶんはなんでできてるんだ。おれでできてんだろ、だったらぜんぶおれにしちまえ、めんどくさい」

 べらべら意味のわからないことを喋る。
 半分が何かでできてるって、俺はバ○ァリンか。
 というか、なんでこいつはキレイな顔して頭の悪い喋り方をするんだろうか。まあ、実際頭わりぃんだろうと思う。
 成績じゃあ俺が負けてるけど、こいつの脳回路とかがきっとおかしいんだろう。
 言語機能と常識に能力振りなおせ。

「おれのそばにいろよ、おれのためにいきてしておれのためにうごいておれのためにしゃべっておれのためにめしつくっておれのためにねておきてわらっておこってないてくるしんでかなしんでおれのために――生きて死ねよ」

 妙に、最後だけ重いと思った。
 なんつーか、独占欲の強い女のわがままのようだが、重みがまるで違う。なんつーか、引く、ドン引きするのに、妙に惹かれる。
 それもいいなっとうなづいてしまいそうになる。ああ、俺、めちゃくちゃほだされてませんか?
 幼馴染だからしょーがないんです神様。俺ってほんと、ちょーやさしい。こんな変人で電波に付き合ってやってるんだから。
 あーあー。

「だから、現実逃避すんなよ」

 俺はそこでやっと全身汗まみれなのに気づいた。息もなんか荒い、持ってたジュースの水面がやばいくらい震えている。
 暑い、暑いな。やばい、初夏なのに暑すぎる。
 明日から屋上で飯食うのやめないと、ああ、ちくしょう、こいついつの間にかオカズ全部食いやがった。しかもふりかけ単独で食ってやがる、悪食め。白い飯しか残ってねえし。

「ええーっと」

 暑い、暑いから、とち狂った。



「おともだちからはじめましょう」



 学生パラレルでテュシャマテュ☆(無茶すぎる)
 どこかの平凡な高校の学生、女たらしで世話好きな縞(シャマ)くんと外見と中身のギャップがすごすぎる瑛(テュル)くんは幼馴染。
 別にお互い恋愛感情とかなくてぐだぐだつるんでいたけれど、めんどくさがりの瑛くんは幼馴染から所有物とランクアップなのかダウンなのかわからない関係にすることにしました。
 暑い夏の予感を胸に、縞くんはトチ狂いながらも全力で拒否し、逃亡するのでした。
 こんなぐちゃぐたな二人に、なぜか周囲は大盛り上がり。
 同級生の無責任代表家光くんや瑛くんの弟、受難すぎる愛されスーくん(スク)に始まって、担任の久代(9代目)先生や瑛くんを慕う後輩の利亜(ルッスリーア)くんを巻き込み、無関係なはずのご近所の人たち入り乱れ。
 それでも、瑛くんから逃げれない。それがアイなのです☆(おかしい)


 すみません、暑くて疲れてトチ狂いました(私が)
 

 それにしても、山りょに激しく萌えて危ないところでした。
 某様の山りょはすてきすぎます。
 ご無体大好き。
 あの山りょだけで暴走三倍はかたいです。
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category: 日記

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日記167日目 


2007.06.26
Tue
08:11

 痛いかと聞けば痛くないといった。
 それは強がりでもなんでもなく、本当に痛くないのだ。
 そう、だって、この男はこんな傷よりももっと痛い思いをしたことがあるのだから。



 誰かは不明。
 誰でもいい感じです。
 スクが好きだからスクで。
 しかし、忙しいです。
 忙しくてきついです。
 日記も2日に一度更新になりそうな予感で。
 お許しください、7月以降は頑張る予定です、たぶん……。


 うう、うっかり某様のミルフィなスクを見て激萌えしてしまい、ちぇるべなスクを書きまくりたくてたまりません。
 しかし、時間も余裕もない。
 ……がんばります。

 一言ジャンプ感想。

 やっぱ、あの表紙はザンスクだよね。(ぇ)

 全て、ザンスクという暗号を隠すために描かれたもので、あの表紙のメインはザンスクだって信じてます。
 ざーんーすーくー。
 もう、私の目にはそれ以外にはヒバリにあいたくてIRAIRAしているごっくんしか見えません。
 後、山本も怖いです、まあ、了平にあえなくてIRAIRAしてるのもわかりますが……(どんだけー!!)





 後、言えることは……γは顔が濃すぎるので、ガンガン引き絵でお願いしたいです。

category: 日記

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日記166日目 


2007.06.23
Sat
09:03

 彼の人の息子は、シャマルを鎖に繋がれた犬のようだと思った。
 繋がれた鎖の中心から逃げようと精一杯走って、でも、決して鎖以上にはいけはしない。
 無理矢理鎖から逃げようとすれば、首輪が絞まって苦しい思いをする。
 ただ犬よりもずっと賢いことが悲劇か、苦しさを感じた瞬間、逃げるのを諦めてしまう。
 だから、本当に逃げることなどできないのだ。
 そりゃ、首が絞まれば苦しいが(っと、そこで義父と上司に絞められた時の記憶を思い出して震えた)それでも、足掻かなければ鎖は切れない。
 あまりにも丈夫で長い鎖だけれども。
 俺ならば、例え首を絞められ窒息死しようとも、最期まで足掻くのに。
 そうやって、引きちぎったというのに。

「じゃあ、お前の首のソレはなんだ」

 彼の人の息子は、そっと、下を見る。
 長い丈夫な鎖がそこにある。
 その先を、上司が握ってた。

「これは、好きで逃げねえんだよお」
「あっそ」

 シャマルは興味なさげに相槌を打った。



 先代&現ヴァリアーボスに繋がれてる人たち。
 鎖と首輪熱がまたきてます。
 人を食った(ような)話ではシャマルはしょっちゅう鎖と首輪ですが。
 スクは鎖と首輪が本当に似合うと思います。
 もう、スクのために作られたかのように(ぇー)
 犬、かわいいですよね。
 うちの頭のあんまりよろしくない犬はつながってるとよく首を絞めてます。
 そのまま、窒息する犬もいるそうですが。
 シャマルは賢いから、しない犬、スクはしちゃう犬。頭が悪いから、そうなのかはわかりませんが。
 さあ、この休みが明けたら、まともに更新できるかわからないくらい忙しいラストスパートはいります。
 がんばれ!!


 今日はチャット誰か来るかなー。
 ルッス編は方向決まらず。
 別の話をはさむかもしれません。
 チェルベスクも書きたい。

category: 日記

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日記165日目 


2007.06.22
Fri
22:16

 白い首に手をかけた。
 うっすらと開いていく黒い瞳と視線があった。
 相変わらず闇のように濁った瞳に感情は見当たらない。
 抵抗も、なかった。
 ただ、いつものように唇が吊り上げられていく。
 どこか神聖にも見える笑みと美しさで、赤い唇が開かれた。

「できるか?」

 手に、ぐっと力がこもる。
 その白い肌を絞め殺すために。

「なあ」

 笑う。
 無感情な笑み。
 淡々とした平坦な声。

「その握力じゃ、虫も殺せねえぞ?」

 力をいれたはずの手は、いつのまにかだらんっと垂れ下がっていた。



 ルッス編前に、テュル殺害未遂。
 口調的には対シャマルだけれども、誰でもいい感じです。
 きっと、この世でスク以外にテュルを殺せそうな人間はいないような気がします。
 ギリギリ若い頃の9代目とかならありのような。
 テュルって、殺しても死ななそうなのに、なぜか儚いと思います。
 不思議不思議。

 ルッス編はああしよう、こうしようと考えていると進みません。
 ルッスへの愛が……愛が!!
 とりあえず、ルッス編で一段落して、そして、オチを。
 オチはもうきっちり決めてあるので!
 早めに書けるといいと思います。


 さて、そろそろテュルアンソロとリクエストを……しかし、時間が……。

category: 日記

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日記164日目 


2007.06.21
Thu
18:05

 現在、っといってもいいほど、身近な頃の、化け物の巣でのお話。
 黒いおめめの化け物は、不機嫌に相当する表情と、心情だった。
 だから、息子を抱きしめて放さなかったし、いつも自由のはずの食われた男の引きずるほど長い途中でちぎれた鎖を握って離さなかった。
 真っ黒なおめめで嫌そうに少年を映すと、その隣に立つ青年に見かけの涼やかな美貌に似合わぬほど低い声で呟いた。

「カエレ」

 出て行け、消えろ、死ね。
 恐らく、化け物が知りうる全ての罵倒をまとめたような言葉を呪詛のごとく紡いでいく。
 言葉の一つ一つが横で聞いていた食われた男がぐったりするほどの悪意と殺意を持って少年と男に降り注いだ。
 しかも、それを発する表情がいつものようにそれこそ、他人を魅了する笑みのまま発せられているのがまた恐ろしい。
 しかし、男はともかく、少年は一歩もたじろかなかった。
 そんなこと、言われなれたとでも言うような表情で、鼻で笑う。

「俺は、それを預かるなんて言ってない」

 口に出すのもおぞましいと言う口調なのにやはり表情は変わらない。

「お前……なあ、子どもにそういうの、やめろ」
「あれはガキなんかじゃねえ、化け物だ」
「そりゃお前だろ……確かに、いきなり子どもを預けられたり、そいつがこいつを気絶させたから気に入らないのもわかるけどな、落ち着け」
「俺は、落ち着いてる、落ち着いてなきゃ、こいつら二人とも八つ裂きにして森に捨ててる」

 それもそうかと納得してしまった食われた男はそれでも化け物をなだめるように言う。
 腕の中、気絶したまま眠ってしまった子どもが起きていればまだ話は違ったかもしれないが、すっかり眠ってしまって起きる気配がない。
 頭痛を覚えて頭を抱えていれば、いつの間にか化け物と少年は世にも恐ろしいにらみ合いを始めた。
 見えるはずのない火花や殺気が溢れ、部屋を乱していく。
 抑えようと食われた男と、少年の傍らの男が声をかけるが、聞く気配はない。
 同時にため息をついた二人は、顔を見合わせて一瞬、同じ感情と苦労を共有した。
 そんな中でも、子どもはすやすや眠る。
 ひどく腕の中の子どもがうらやましくなった食われた男だが、化け物の腕に抱かれるのとプラスマイナスで言うならマイナスなのですぐ様振り払う。

「ですが、もうあの方の言われたことですから」

 男がなんとかとりなそうと声をかける。
 あの方っという単語に、ぴくっと化け物と少年が反応する。
 化け物の表情は変わらなかったが、少年の顔はただひたすら苦かった。

「確かに、御曹司から目を離した私にも、迎えにいったその子を気絶させてのも、こちらの落ち度です。
 ただ、一つだけわかっていただきたいのは、その子がそうやって外にでられたのが、あの方のおかげだということです」

 そっと、化け物は視線を腕の中に眠る子に移した。
 その表情は、先ほどまでとはまったく違う、慈愛に満ちたものだった。まるで、この世のすべての愛を捧げたかのようなまなざしに、男と少年は驚いた。
 特に、少年は化け物にあんな表情ができたのかと、表情にこそ出さなかったが動揺すらしている。

「そこを、考慮にいれてどうか寛大なお心をお見せください」

 恭しい態度だが、多少の脅しを含んだ言葉に、化け物は考えない。
 ただ、表情をいつもの笑みに戻し、つぶやいた。

「ぜってえ追い出してやる」 

 それこそ、許可だった。
 男が少々大げさなまでに頭を下げる。
 だが

「はん」

 やれるものならやってみろという挑発的な態度。
 見下すような視線で荘園は化け物を見据える
 化け物は、自分の牙を抜きかけて、食われかけた男に全力で抑え付けられた。



「なあ、てめえ、強いなあ」

 にやっと笑って美しい子どもは言った。
 それは、ある朝のこと、二度目の少年と子どもの邂逅。
 少年は、どんな罵声が子どもの口から飛び出すかと思っていたものだから、驚いて目を見開いた。
 その顔には、石をぶつけられた大きなシップがあるというのに、楽しそうに、楽しそうに。

「俺、スペルビ、よろしくなあ“おんぞうし”」

 何の邪気もなく笑う。
 今まで、少年の見たことのない笑顔。
 そして、なんのためらいもなく近づいた。

「それにしても、おんぞうしは目、きれいだよなあ、俺、夕日よりキレイな赤、初めて見たぜえ」

 あまり無邪気だった。
 下心も作意も命令もない、ただ純粋な興味。
 赤い瞳が子どもの銀に映りこむ。
 少年は、触れたいと思った。
 あまりにも現実感のない瞳に映りこんだ赤のせいだろうか、思わず、ゆるりと手が動く。

(ぱ)

「でもよお、どじだなあ」

(く?)

 ぴたっと、手がとまる。

「あの森、レヴィやマーモンだって迷わねえのにはぐれて迷うってありええねえだrぐぇ!」

 そして、とまった手はぐっと握られ、子どもの鼻に叩き込まれた。

「おんぞうし!! なにしやがる!!」
「うるせえよ、カス」
「俺はカスじゃnどげっ!!」
「てめえなんざカスで十分だ。後、俺は御曹司じゃねえ、ボスって呼べ」
「はあ? 意味わかんねえ!! つーか、殴るな!!」

 子どもの反撃を避け、少年はもう一度殴る。
 5分と、経たなかっただろう。
 無傷の少年と、それを見上げる倒れた子ども。子どもは、鼻血と痣でその顔が多少ゆがんでいたが、泣きはしなかった。
 ただ、しばらくじっと少年を見て、そして、もう一度笑った。

「よろしくなあ、ボス」



 食べ損ねた話。
 スクに懐かれた御曹司。
 ちなみに、スクはザンザスの名前を「御曹司」だと勘違いしまくってます。
 スクは強い人間が好きだと思います、今までレヴィくらいとしか殴り合いの喧嘩したことがなく(ベルとは口げんか程度)実際、屋敷に住んでる家族(住人)には傷つけられたことがないので新鮮で楽しいと。
 そして、スクが懐いた理由その2としては元気になったから。
 以前の日記でもあるとおり、スクは本当は病弱設定、お外に出れない体だったのですが、色々あって元気になりました。
 だから、体を動かしたくてたまらないようです。
 この後、スクはリベンジにテュルに剣を習ったりもします。
 病弱話ももっと書きたいので、病弱話はまた別で。
 きっと、スクは屋敷に住んでる人=家族なので、もうすっかり御曹司も家族だと思ってます。
 次回はルッス編予定です。
 あくまで予定。
 実は、この後編、書き直しました。色々あって。
 以前より短くなった……はず?
 前編と微妙に繋がってなさそうに見えるのはそのせいです。
 うーん、スク引きずって歩いてたらベルとマモと遭遇して案内してもらうシーンとかもしたかったんですが……。
 長いんですよね。
 移すときに追加するかもしれません。


 とあるサイト様の学パロがすごく萌えるのは私だけでは100%ないです。
 スクが先生って、ステキすぎますよね。

category: 日記

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日記163日目 


2007.06.19
Tue
21:30

 花を抱こう、白い花がいい。
 その両腕いっぱいの白い花。
 ああ、あの人に似た花だ。
 ああ、あの子に似た花だ。
 造花の方がいいだろうか。
 匂いがない花がいいだろう。
 そして、存在していない棺桶に敷き詰めて、今日はあの人と、あの子が死んだ日。
 そして、一匹の暗殺者が生まれた日。

 赤い花を抱こう。
 鉄の匂いがする花がいい。
 そうして、いつか死ぬ、一匹の暗殺者の存在しない棺桶に敷き詰めよう。



 御曹司編後編の前にポエミーな文章を挟む。
 テュルは生きてても死んでてもネタ的においしいですよね。
 本当にいいポジションです。
 いや、でも、できれば私は生きてる派で。
 スクがテュルを倒した日、それは乳離れの日。
 子どもだった彼は死に、大人になってしまうのです。
 人間のみならず、生物のサイクル。
 しかし、剣帝やスクに棺桶はないというような気がします。
 暗殺者に棺桶はない。
 あるのは彼の人のいない冷たい墓石と花だけ。
 そういう死に方って、ロマンですよね。


 一言ジャンプ感想。

 京子ちゃんを抑えた手はスクに1000ガバス。


 ないない(涙)

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日記162日目 


2007.06.18
Mon
13:02

 化け物の棲家でのおはなし。
 彼は、歩いていた。
 深い深い森の中、背の高い木や見たことのない植物の生い茂る道を無目的に歩き続ける。
 それくらい歩いていたか、それは彼にはわからかった。
 ただ、体が訴える空腹と渇き、そして流れる汗だけは彼がそろそろ限界を超えて歩き続けることを教えていた。
 歩いても、歩いても、同じにしか見えない景色。遠くで聞こえる獣の声。生ぬるい温度と足に絡みつく湿度。
 どれも、彼の足と精神を苛む効果を発揮していた。
 それでも、足を止めることなく彼は歩く。
 立ち止まってしまえば座り込み、もう二度と動けない気がしたからだ。
 がさりっと、ひどく近くで木が揺れる音。
 風ではない、鳥でもない、もっと、大きな生き物が木々を揺らす音だった。
 彼は思わず身構えた。
 がさり、がさり、音は近づいてくる。
 そして、ほとんど彼の隣ともいえる木の上から、ソレはあらわれた。

「――っ」

 ソレは、きらりと光る銀。
 薄暗い森の中ですら輝く、美しい獣。
 しなやかに枝に捕まり、銀をばらまくと同時、彼と目を合わせる。
 ソレの薄い色の唇が歪んだ。
 そこで、彼はやっと、ソレが人の形をしていることに気づく。
 何を見ていたというのだろう、彼は自分を咎める。どう見ても、ソレは人の形をしていた。そう、自分と同い年ほどの少年の姿を。ただ、あまりにも、見たこともないほど美しい銀を持っていただけ。
 否、銀だけではない、その細い四肢も、銀に縁取られた肌も、しなやかに衝撃を殺し木の上に立つ体も、震えるほど美しく、どこか儚かった。
 日の光を浴びれば、消えてしまうのではないだろうか、そうとすら勘違いしてしまう。
 しかし。



「よっしゃあ!!」



 ソレは、美しい銀に似合わぬ声で叫んだ。
 彼は自分の顔の筋肉が崩れたことに気づく。なんという、アンバランスさ。
 黙っていれば、月の光が人になったように美しかったというのに。

「ベルより先に見つけたぜえ!! その赤い目、あんたが“おんぞうし”だろお?
 あの、るっすって奴からはぐれて迷子になった」

 どじなやつっとケラケラ笑う。

「てめえ」
「つーわけで、どじなガキのおんぞうし、迎えにきてやったぜえ!!」

 彼は、先ほどのまでの美しいと思った気持ちをぐしゃぐしゃに丸めて放り投げた。
 ついでに、手近に落ちていた大き目の石を拾い、ソレに投げつける。

「ふぎゃあ!!」
「うるせえ、猿」

 見事命中した石ごと、ソレは木から落ち、気絶していた。
 ふと、そこで彼は気づいたのだ。
 案内役を気絶させてしまったと。


 御曹司編1、いや、前後編予定ですが、恐ろしいことになってしまったときのため、1としました。
 区切りのいいところで切ったつもりです。
 一応、化け物シリーズの一つ。
 御曹司編やって、ルッス編やったら、一段落予定。
 後は、テュルとシャマルとスク中心の話をいくつか……。
 リクエストあれば違いますけど。
 うーん……リアル事情で日記くらいしか力入れれないので……。
 7月からはもっとがんばります。

 
 最近、よく書いたのに公開するの忘れます。
 下書きに保存しなければいいんでしょうか。
 難しい……。

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日記161日目 


2007.06.17
Sun
18:16

 剣帝の体はどこをとっても芸術品のように美しかった。
 その証拠に左腕が欠けた現在の状態であすら、むしろそのアンバランスさが未完成の美しさを煽る。
 指先ですらその手を覆う手袋を外してしまえば、たいがいの人間がうっとりしてしまうだろう。
 そんな指先を前に複雑な顔をする男が一人。

「ほんといつもながらわけ、わかんねえ、お前」
「そうか?」

 見かけよりも少し低い声で笑う。
 その笑みすら、この男でなければ誰もが見惚れ、魂までもっていかれそうなものである。

「俺はそんなこと絶対しないからな。絶対だ」
「そう言うんじゃねえかと思ってた。相変わらず行動が単純だよな。てめえは」
「お前が複雑すぎんだよ。あいかわらず脳の調子が人とズレやがって……この前まで入院してたかと思ったらソレかよ。もっと入院してろ化け物、そして俺に平穏な時間をよこせ」
「早くしねえと、鮮度が落ちるだろ」
「人の話聞いてますかー、ぜってえやらねえっつってんだろ。今日だけで5回」

 そんな狂ったことができるかと、男は苦虫を噛み潰したような表情で言った。
 男と剣帝の顔は非対称で、もしも遠くから2人をみているものがいれば何の話題をしているかわからないだろう。



「俺はいやだぞ。息子の左腕、縫いつけろとか」



 表情をうかがうために瞳を覗き込む。
 しかし、まるで泥沼のように濁った黒の奥は何一つ見透かせない。
 唇を吊り上げるだけの笑み。

「いいか、縫い付けたって息子の腕がお前の腕になるわけじゃねえ、むしろ、くっつきもしないんだよ。てめえがいくら化け物でも、人間の腕はぬいぐるみじゃねえんだ。継ぎはぎなんてしても、ガキの腕がゆっくり腐ってくだけだ」
「そこをなんとかしろ」
「なんとかするのはもう俺の範囲じゃねえよ!! ボンゴレのマッド共に頼め!!」
「俺が他人に体預けるわけねえだろ。あいつらに弄繰り回されんのは一度で十分だ」
「だったらなんで俺に頼むんだよ」

 すると、急に剣帝はきょとんっとした顔になって、黙りこむ。
 しばらく待っても答えはこず、ただ不思議そうに首をかしげた。

「なんでだ?」
「俺に聞くな」



 スクの左腕をテュルはどうするのかっという疑問にぶつかったので、思わず。
 食べるとか、保存するとか、ありがちですが(そうか!?)剣帝もちょうど左腕がないので縫い付けるのはどうかと……(グロい)
 でも、テュルの断面はもうふさがっているわけで、それに、サイズも違うでしょうからひっつくことはない。勿論、神経も通ってないので動かない腐る義手という……。
 きっと、ボンゴレクォリティならどうにかできるけど、テュルは他人が自分の体をいじったり、メスをいれたり嫌いそうだと思います。
 注射も嫌いの方向で(ぇー/急にかわいく)
 でも、シャマルが平気なのは、この男はどう逆立ちしても自分を殺さない/殺せないと思っているような、わかっているような感じなのではないでしょうか。
 そこのところどうでしょうか剣帝さん?

「剣帝様と呼べ」

 ……。
 おいときまして。
 最近聞き始めたアリプロジェクトの跪いて足をお嘗めがすごくテュルっぽいと思いました。
 うちのテュル=女王様です。
 本当に。

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日記160日目 


2007.06.17
Sun
07:50

「スクアーロ」
「どうしたあ、マーモン?」
「ここ座って」
「?」

 彼が白いソファに座ると、その膝に赤ん坊が乗る。

「どうしたんだあ?」
「んー、なんでもー」

 っとつぶやいたと同時、その隣にいきなりどすっと王子様。

「ちょっと、バカ鮫、狭い、つめろよ」
「あ゛あ!? んだあ」
「王子が隣に座ってやってるんだからありがたく思ってよ」

 口げんかをしていると、王子様の反対側に男が座る。

「あらあらー、ソファでおしくらまんじゅう? 私もいれてほしいわ」
「ぐおおお!! てめえらあ!! 左右から俺を圧迫すんなあ!!」
「どうせなら、ボスも呼びましょ、ボスー」
「やめろおお!!」
「モスカも呼んでやろうぜ、うしし、押し花ならぬ押し鮫ができるじゃん」
「いっそ、レヴィも呼んだら?」
「んだあ、お前ら今日はなんでこんなに絡むんだあ!!」

 3人は顔を見合わせ、複雑な顔で声をそろえた。

「「「なんとなく」」」
 (君が最近どこかにいってしまったようで、さびしかったのです)



 ちょっとミルフィオーレに出張していたので……。
 正直、ソファにヴァリアー全員が集まってスクをいじり倒すという感じの予定でしたが、なんとなく、最後の言葉を言わせたかったので……。
 この後、ちゃんとボスとモスカとレヴィはきたと補完しておいてください。
 でも、安心してはいけません、化け物と白いのとメガネと美少女軍団が狙っています(主に私の脳内で!)
 ついでに、元クラスメイツとか刀少年とか時期ボンゴレとかクフフとか片目美少女なんかも狙っているのはコノサイトの仕様です。
 マイナー好きでなにが悪いんですかー!!
 マイナー好きな自己生産するしかないのです!!
 
 マイナーな設定とCPが見えるのは、命黙のサイトだけ!(ジャンプ風)


 そういえば、気づけばカウンターがすごいことになっていました。
 おおう、ご来訪本当に皆様ありがとうございます!!
 いつの間にか4万5千です!!

category: 日記

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日記159日目 


2007.06.15
Fri
13:05

「びゃっくん」

 そう言ってこの世に恐れることはないもない少年は男に飛びついた。嬉しそうにその白い服に顔を突っ込み、日の光の下きらきら散らばる銀色と一緒に顔をこすり付ける。
 対する男は、それを笑って受け入れ、横でひたすら焦ったような少女を手で制した。
 見渡せば、その少女にそっくりな少女たちもまた、同じように驚いて戸惑っている。笑顔なのは、少年と男だけだった。
 男は、見上げてくる少年の銀色の瞳を白い瞳で覗き込む。

「久しぶり、少し、大きくなった?」
「うん、しょーいちさまもねーさまも大きくなったって」
「そっか、名前は決めてもらった?」
「んーとねー、あんまり、なまえはきめないほうがいいって、ねー様たちにもないみたいだから、いいかなって」
「そりゃ、だめだよ。やっぱり名前があった方が呼びやすいし、僕も、貴方とか、君よりもびゃっくんって呼ばれた方が好きだしね。うん、正チャンに言っといてあげる」

 やったっと嬉しそうに少年は笑いもう一度顔を服にうずめた。
 遠くから見ていると、少年と男は白すぎてまるで親子か兄弟のようであったが、二人のまとう雰囲気ゆえかそれとも日の中、輝く銀とただ馴染むような白の違いか、不思議と二人に繋がりは感じられなかった。
 男は、そんな少年の頭を撫でながら、髪も伸びたねっと笑う。

「ねーさまといっしょなんだ」

 そう呟いた瞬間の、少女たちの顔はまさしく、花が開くようだった。少女たちの名の知らぬ、形容しがたい感情が、いつもの無表情を洗い流し、恐らく、彼女たちですら無自覚な表情を引きずり出す。
(あー、らら、これいいのかな?)
 っと男はそう思いながら、少年を抱き上げた。

「よし、じゃあ今から、正チャンところに一緒にいこうか」
「びゃっくん、しょーいちさまとおしごとじゃないの?」
「んー、そうだけど、サボる」
「さぼるの? しょーいちさま、怒るよ?」
「いいのいいの、お仕事よりも君の名前の方が大事だから」
「白蘭様!!」

 少女たちの悲鳴を無視し、男は少年を抱き上げて走り出す。
 白い瞳も白い髪も目の前で、少年は「きれいだね」っとつぶやいた。



「起きた?」

 彼が目を開けると、白い髪が見えた。人工的な光の下で、それは寒々しいまでに白い。
 その白と、耳に残る声があまりにも同じだったもので。

「きれいだね」

 彼は、少しだけ勘違いした。
(ああ、それ、小さい頃の君にも言ってもらったよ)



 再びなぜかミルフィオーレでスク。
 ヴァリアールッスポジション=白蘭という謎の公式が脳内で行われようとしています。
 誰か止めてください。
 本気で。
 スクはミルフィオーレにきてから、昔の記憶を故意に思い出させられ、過去の記憶を洗い流して混ぜられているという設定です。
 キャラの呼ばせ方をひたすら迷う毎日。 
 そろそろ軌道修正するべきですね。
 すみません。



 ところで、アニリボのスクを見ていると、なにかおかしい。
 妙に笑がこみあげる。
 なぜだ。
 はっ!!

スクの「ヴォイ」って、なんか短いんだ!!

 ○う゛お゛ぉい
 △ヴオオイ(アニメ限界)
 ×ヴォイ




 実はこの日記、当日書いたのに、ずっと下書きに入ってました。
 気づかなかった!!
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category: 日記

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日記158日目 


2007.06.14
Thu
13:05

 彼を一言で表すなら、白だろう。
 まごうことなき白。目も髪もそして服にいたるまで白く、目元の刺青を除けば雪に埋もれてしまいそうな彼を白と言って反論しないものはいないだろう。
 そんな白い彼は、その横の、同じように白髪ではあるが褐色の肌と表情を隠した少女に連れられ、部屋に入った。
 部屋の奥にはメガネ以外の特徴がない、そんな特徴がないことこそ特徴のような青年は一瞬嫌そうな顔をしたものの、笑顔で迎え入れた。

「正チャン、久しぶり」

 語尾に音符でもつきそうなほどご機嫌の彼は手近な椅子に座った。

「お久しぶりです、白蘭様」
「呼び捨ててでいいのに、というよりも信頼をこめたニックネームでもいいよ?」
「謹んでお断りします」

 彼の後ろについてきた少女にお茶をっと告げ、青年は聞く。」

「この大事なときに、なんの御用でしたか?」
「んー、色々あるけど、まず聞いていい?」
「なにを?」
「さっき、外に男の子いたね、正チャンの子?」
「…………ああ、オメガのことですね」
「おめが?」
「例の計画の重要な鍵です。便宜上、オメガシリーズと呼んでますが、あの人物のクローン……とは、少し違うんですが、チェルベッロと同じものと考えていただいてかまいません。どうにもチェルベッロたちの元になった人とは違い、あの人物の遺伝子は弱すぎてこれ以上の量産は無理だと判断されました。あの子が唯一最後で最高の成功作です」
「最後だから、オメガね。でも、なんで男の子なの?」
「初期は確かに、計画と技術の安定を考えXX型の予定でしたが、これがまた……詳しい話は理解できないでしょうからかいつまんで話すと、相性が悪かったんですよ。とにかく手を変え品を変え試してみたら、あの子だけ成功したんです。ほとんど、偶然と奇跡の子ですよ」
「ふーん」

 あまりよくわかっていない顔で相槌を打つ彼の耳に、甲高い笑い声が響く。
 何度か、ここにはきたことがあるが、そんな声を聞いたのは初めてだった。

「楽しそうだね」
「ええ、あの子が生まれてからしばらく、笑い声が絶えません」
「うん、チェルベッロの子たちの笑顔、初めて見た。笑えるようできてたんだね」
「一応は、皆人間と変わりません。ただ、多少乏しいだけです。
 少々、あの子の感情値を高くしたせいか引きずられているんでしょう」
「正チャン、その考え方ちょっとおもしろくないよ……それにしても、オメガくん、かわいかったね。アレは、白じゃなくて、銀だったけど好きな色だよ」
「キレイですよね。指定したわけじゃないのに、ああなったんです」

 ふっと、一瞬青年の顔がゆるんだのを彼は見逃さなかった。
 いつもならばカーテンがかかっているはずの窓を通し、青年はいとおしむようになにかを見た。
 実際、窓の外には木々や空だけで、何かを見ることはできないが。

「ちょっと話したけど、いい子だったよ」
「……話したんですか……?」
「うん、素直だったよー、僕のこと、びゃっくんだって」

 ガダンゴドバサバサ。
 青年が椅子から勢いよく落ち、ついでとでもいうように書類が机から落下する。

「なっなにを教えたんですか……」
「正チャンが呼んでくれないから、ちょっと「僕、びゃっくん」って言ったら「よろしくー、びゃっくんー」って、かわいいね」
「誰か!! 誰でもいい!! 今すぐオメガの脳を洗浄しろ!! 今日一日あったことを消すんだ!! 現在の段階で邪悪なことを脳に刷り込むなんて許されない!!」
「うわ、正チャン、それちょっとひどい……」



 私が小説を書くにおいて、悪者を完全な悪者にしてはいけない。キャラには物語りがあり、その裏があり、その正義がある。それを考慮して書くことで、キャラクターをより生かすことは話を書く上でよいことである。っという感じで考えています。
 少年誌とかではよく「純粋な悪」というのがありますが、本来、悪なんてないんですよ。
 悪は敗北の結果であり、経過ではない。
 つまり、敗北していない存在は敵であって、悪じゃないんですよね。
 そして、敵も人であり、ささやかなエピソードがある。
 まあ、そんな言い訳をして、白蘭と入江、そしてスクの、(過去というべきか、未来というべきか)捏造。
 だっだって、一度捏造しだすと止まらなくて……!!ギアギア
 チェルベっ娘が好きです!! スクが好きです!! 捏造が好きです!!
 っというわけで、呼ばれてもないのに書いてます!!
 ちなみに、隠してもしょうがないので、例の計画=スクを過去に送り込んで過去を都合のいいように操作する あの人物=剣帝(親子設定萌)です。
 ちょっと名前の話とかで書きたいことがたまってるので、それが終わったら人を食ったような話も……。
 後、リクエストも……。


 がっがんばりますガタガタ。
 忙しい……。

category: 日記

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例えばの話 


2007.06.13
Wed
13:01

 ありえない捏造設定の話。
 スクがチェルベッロで、実は過去をスムーズに動かすために未来からきていた、という話。
 日記157日目の続きのような話だと思ってください。
 捏造入江とかでてきます。
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category: 短文

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日記157日目 


2007.06.12
Tue
21:01

 ズキズキズキズキズキズキズキ
 頭痛がとまらない。
 ズキズキズキズキズキズキズキ
 眩暈が終わらない。
 ズキズキズキズキズキズキズキ
 記憶が消えない。
 ズキズキズキズキズキズキズキ
 感触がなくならない。
 ズキズキズキズキズキズキズキ
 赤がとれない。
 
「大丈夫、XXXXくん」

 XXXX?

「ん、ボクわかるかな。ああ、起き上がっちゃだめだめ。もうすぐお迎えの子がくるらしいから寝ててもいいよ?」

 XXXXって、誰だ。こいつ、誰だ。

「なにも気にしなくてもいいよ、ただの記憶の混濁だから……ちゃんと仕事してくれたからね。うん、覚えてないの……まあ、覚えてない方がいいかもね」

 よぎる赤。
 肉を裂く感触。
 構えた刃の先、黒い背中。見慣れた背中。馴染んだ刃が、その背中を切りつける。
 なぜ?
 振り返る、赤が振返って、自分を見る。赤と目が、あった。
 それなのに、自分は。
 自分は?
 次に目に映ったのは、白。
 手を差し伸べる白に向かって、自分は、いく。
 赤を置いて。



「一応、聞いとくよ。どう? 今までボスって呼んでた人を切りつけた感想?」



 ズキズキズキズキズキズキズキ



 スクが裏切り者だったよ、ネタ。
 以前日記でチラリといっていた、実はスクは未来から送られたチェルベッロで、過去をスムーズに作り変えるための因子だったという……。
 一応、話してるのは白蘭のつもり。
 つもりです、あくまで。
 ちなみに、XXXXはスクの未来ネームで。意味は無いです。
 考えてなかったので、濁しただけです!
 スクが作られる→記憶を消されて過去へ→中略→白蘭を見る→スク、記憶が復活→ボスを後ろから切っちゃう→そのまま、ミルフィオーレへ、っというルートで。
 しかし、これを書き出すと別の長編が一本で来てしまうので、別のお話で。
 ちょびっとはかくかもしれませんが……。


 一言リボーン感想。

 あのおしゃぶりは誰のだ!!

 色がわからんと、全然わからんとですよ、天野先生。
 それくらい。

category: 日記

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日記156日目 


2007.06.11
Mon
07:35

 やがて世界は終わるだろう。
 誰だって、いつかはそう、自分の死以外で世界の終末を見る。
 それは避けようが無く、いつまでも胸に突き刺さる。
 そして、彼もまた、その日終末を氷の虚像の前で見るのだ。

「ざ、」

 このとき、彼の世界は一度終わった。



 大事な人の死とは、世界の崩壊である。
 それまでの安寧な世界が崩れ去り、大事な人のいない孤独な世界で過ごすことになるのだから。
 っという、どうでもいい短文。
 化け物も書きつつがんばってます。
 そろそろ、ボスとスクを書かないとザンスクの感覚忘れそうです。
 ここは何サイト!?


 スクサイト!!(自分を正当化した!!)


 チャットしたいです。
 チャットー。
 忙しくてやりすごす日々。

category: 日記

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日記155日目 


2007.06.09
Sat
12:11

 化け物の巣に近い町でのできごと。
 彼が生まれる前から、彼の両親は化け物の監視と世話を言い付かっていた。
 本当ならば、化け物の世話どころか、世話すら恐ろしいというものだが、根が真面目な彼の両親は文句を言わずそうやって日々すごしていた。
 しかし、監視や世話と言っても、無許可に化け物が外に出ないようにと飢え死にしないように食料や届け物を森の少し奥に持っていくだけで、実際に化け物に会うこともなくどちらかといえば楽だっただろう。
 そんな繰り返しが続くある日、彼は両親に化け物の屋敷まで届け物をするように頼まれた。
 いつも両親が届けるという手前までではなく、奥の奥、本当に、それこそ化け物の口の前まで行くという。
 彼は、いやだったし怖かったが、両親と同じように根が真面目だったものだからしかたなく引き受けた。
 不思議な地図の通りに森を進めば、驚くほど、むしろ、おかしいと思ってしまうほど、屋敷まではあっという間だった。
 なんたって、本当なら大の大人でも迷ったら1週間は出れないというのに、子どもの幼い足でほとんど、1時間もかからずたどり着いてしまったものだから、化け物になにかされたんじゃないかと疑ってしまう。
 それでも、根が真面目な彼は屋敷の前までやってきた。
 すると、そこには男が座って待っていた。
 暇そうな表情と、首輪から伸びる引きずるほどの場所で切れている鎖が特徴的ななんとなく、根が真面目な彼には気に入らない男だったが、それでも、素直に挨拶する。
 この男が化け物だろうか、想像と全然違う、そんなことを思っていると、男はなにか霧吹きのようなものを手に、彼に近づいてきた。

「とどけもん?」

 彼がうなづくと、男はいきなり霧吹きで消毒液くさい液体を吹き付けると扉を開く。

「化け物、中にいる」

 男に届け物をして終わりじゃないのか。
 彼は困ったが、仕方なく素直についていくことにした。
 広い、見掛けとは違う意外ときれいな屋敷の長い廊下を歩きながら、色々な話を聞いた。
 化け物は今寝ていて、しばrかう起きないらしい。男は、化け物に昔食われたらしい。今この屋敷には化け物と男と、もう一人しか、生きているものはいないとか。
 そして、前触れもなく、男はぴたっと止まり、その横の扉を開いた。

「まあ、届け物っていうのは、口実でな。お前に頼みたいことがある」

 扉の向こうを見た瞬間、彼は瞳を見開いた。
 広い、広いへの中、最も大きい家具であるベットの上、白い白い少年がいる。
 その体にかかったシーツと同化してしまうほど髪も瞳も肌も白い。
 これほど、白く美しい存在を、少年は見たことがなかった。
 化け物、なのだろうか。
 彼の疑問より先に、男が答えた。

「化け物の息子だ。幸運なことに血は繋がってないただのガキだから、遊んでやってくれ」

 そこで、彼は気づいた。自分が届け物を言いつけられた目的を。

「ま、仲良くしてやってくれ」

 男はそういうと、届け物を持ってさっさとどっかへ言ってしまった。
 彼は部屋の中に入り、ベットの前に立つ。
 近くで見ると、少年は美しかったが、なんだか思ったより目つきが悪かった。

「お前、誰」
「レヴィ・ア・タン」
「……ふーん、俺、スペルビ」

 結果から言おう。
 6分19秒後、彼は鼻血をふいて倒れた。
 その理由も簡単で、その3分32秒前、なにがかみ合わなかったのだろうか、口げんかから殴り合いのケンカに発展した彼が、少年の髪を引っ張ってベットから引き摺り下ろそうとしたとき、暴れる足がアゴにクリーンヒットしたからだ。その後、間髪いれず放たれた2回目の蹴りが鼻強打した瞬間、彼は気絶した。
 眼を覚ますと、そこは見慣れた天井。
 両親が心配そうな顔で覗き込んでくる。
 ふと、彼は手に封筒を握っていることに気づいた。
 開けてみると、そこには、適当な、しかし以外に整った字で

「またこいよ」

 っという意味の文面と

「ばか、はなぢ!!」

 っというものすごく汚い字を書かれた紙が入っていた。
 彼は、もう二度と行くものかと誓う。
 しかし、それから数日後、両親から届け物を頼まれることになるとは、まだ、夢にも思わなかった。



 やっと書き直せたレヴィ編。
 スクとレヴィはケンカ友達だと思います。
 たぶん、毎回なにかにつけてケンカになっては殴り合いとかしたり、口喧嘩してるのだと思います。
 家族が増えるごとに、呼ばれる回数は減ったけれど、なぜかひどい眼にあってると思います。
 マモに道に迷わされたり、ベルに変な罠かけられたり。
 そのうち、御曹司と運命の出会いを……。
 次回か、その次くらいで、御曹司編予定です。


 用事があって、今日はちょっとチャットできませんでした。
 明日できたらいいと思います。

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category: 日記

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日記154日目 


2007.06.07
Thu
21:27

「この、化け物めに何を頼もうと?」

 黒いおめめの化け物は、心のにもない笑顔でそう聞いた。
 すると、相手はため息をつきながら、言いにくそうにつぶやく。

「息子を、頼めるか」
「いやです」
「やはり」

 化け物の即答に相手はやっぱりかっと、目を伏せる。

「あの子は命を狙われている」
「ご自分でどうにかしてください」
「お前にも、子どもができたんだろ?」
「ええ」
「それならば、父の気持ちをわかってはくれんか?」
「残念ながら」

 化け物は、笑い続ける。

「私の子は、人間です」
「どういう意味かね?」
「化け物の子を持つ親の気持ちは、わからないということです」

 化け物がそう言った瞬間、銃口が一斉に化け物に向く。
 どこから現れたのは、黒服の男たちが、十数人、化け物を取り囲んでいた。
 それでも、化け物は笑い続ける。

「さっきの言葉は忘れよう、預かって、くれるかね?」
「ご自分で、どうぞ」

 宗つぶやいた瞬間、銃口の先、握った手が、一斉に地面に落ちた。  ぼとりっと、まるで最初っから取り外しができる物のように。
 赤い断面をさらしている。

「逃げるか」
「いいえ、帰ります」

 そのまま、化け物は自分の牙を光らせて、壁をえぐり壊した。

「あんなクソガキ、ぜってえあずからねえ」

 黒いおめめの化け物は、そのまま逃げた。



 御曹司編予告。
 逃げるテュル。
 とりあえず、レヴィ編書き直してから御曹司編に入ります。
 がんばります。


 ひょんなことから猫耳モードの歌詞をフルで聞きました。
 ところで、剣帝モードって、だめですか?

 剣帝
 剣帝モード
 剣帝モードでーす

 俺の下僕~(っと書いてシャマルと読ませる)
 とか、
 私の息子~
 とか妄想しました。
 某様のぱくりっぽいですよね。
 すみません。
 でも、歌詞を変えたい……(遠い眼しすぎ)
 ちなみに、猫耳モードで好きな歌詞は
「私はツクヨミ」
 のところです。
 耳コピなのでわかりませんが。
「私はケンテイ」
 に帰ればいいんじゃないですか(落ち着け)

 キスしたく、なっちゃった。

 とかテュルが言ったら、シャマと息子が死にますね!(おい

category: 日記

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日記153日目 


2007.06.06
Wed
07:42

 黒いおめめの化け物が泣いた日のできごと。

「おれ、もう親父とシャマルと寝るのやめる」

 夜、白い子どもは、最近拾った赤ん坊を抱いて、そう告げた。
 その言葉は、食われた男にも多少の衝撃を与えたが、そろそろ自立かっと感慨深げに頷かせる。
 しかし、化け物は違った。
 あまりの言葉に、脳までうまく言葉が伝わっていないのだろう、いつもの笑みのまま固まっている。しかし、動揺がまず指先にきたのだろう、さっきまで飲んでいた紅茶を男にカップごと投げつける。

「あぢぃ!! ぎゃああああ!!」

 悲鳴と同時。
 ぽろりっと、涙がこぼれた。
 大粒の、真珠のような雫が、肌に弾かれ落ちていく。
 それは、それは、美しい、胸震える光景だった。
 なれたはずの食われた男も、それまで、化け物を美しいなどと思ったことのなかった白い子どもも、抱かれた赤ん坊すらも、声もなく見続ける。
 とめどいなく瞳から溢れる雫は、透明で、その黒い瞳から溢れたとは思わせない。
 どれだけ、大怪我をしtも、どれだけ、傷つけられたとしても、涙を流さない化け物は、たった一言で泣いた。

「スペルビがパパと一緒に寝てくれないと、やだ」

 感動していた全員が、思わず心の中で「お前いくつだ」っとつっこんだ。
 台無しである。男は、先ほどの感覚を返せっと、叫びたくなった。
 しかし、化け物は泣き続ける。
 どれだけ美しくても、先ほどの言葉の後では意味も片もない。

「だっだって、ベルはおれよりちいさいのにひとりでねれるんだぜえ」
「ううー、あの金髪のガキがスペルビに吹き込んだのかー、縊り殺す
「おい、子どもにやめろよ!!」

 なんだか会話が不穏な方向へと向きそうだったので、男は必死に化け物をなだめることにした。
 結局、子どもは一人(と、言っても赤ん坊と一緒だが)で寝るようになったとさ。
 その日から、子どもの部屋の前ですすり泣くような声が聞こえてきたが、子どもは無視した。
 


 ベルに一緒に寝てることをからかわれたので、自立する子スク。
 テュルはスクのことだと、結構簡単に泣くといいと思いました。
 次は、一緒にお風呂入らないでしょう。
 がんばれ、お義父さん、お嫁にいくその日まで(いかねえ)
 御曹司編はまだまだ先です。
 正直書いてますが、伸ばします。
 というか、長いので、書き直すか迷い中です。
 部屋作ったらそっちにアップするかもしれません。
 化け物シリーズ。
 なんだか、初めてお義父さんが目立った気がしました。
 この話の題名は人を食った(ような)話にしました。
 現在部屋作ってます。

 さてはて、リクエストとバニーは全然すすんでません(こいつ……!!)

category: 日記

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日記152日目 


2007.06.05
Tue
07:25

まず一言。


 えふしー2、お前はオレをどこまで裏切るんだ!!


 いや、あなたは管理もいいですし、使いやすいですし、多機能ですごくうれしいですよ。
 ええ、感謝してますよ。
 使わせていただいてありがとうございます。


 でも、30分も経ってないのにログイン切れるってイジメ?


 切れたら、消えちゃうんですよ。
 一生懸命日記書いたのに。
 シクシク。
 その日一日再起不能ですよ。
 私の不注意も悪いんですが、信じて保存押した人を裏切ることないじゃないですか。
 

 一言ジャンプ感想。

 アキラちゃんのブラコンっぷりは萌える。



 あっこれはP2でした、失敬失敬。


 ラルのツンデレ萌え。

 それくらいかな……。
 後、リボーンのラルいじりっぷりはいいですね。

category: 日記

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日記151日目 


2007.06.03
Sun
19:43

 少しだけ遠い日のお話。
 黒いおめめの化け物は、死に掛けていた。
 体中から血という血を噴出させ、左腕がなくなった状態で、屋敷へ帰ってきた。
 ばたんっと倒れこんだ向こう側、最近食べた少年が経っている。
 その首には首輪と、家具に繋がれた鎖が伸びていた。
 少年はさっきまで読んでいた本をびっくりして取り落とし、慌てて化け物に駆け寄ろうとして、鎖の長さに引き戻された。
 首が絞まって苦しかったのか、なにか罵声に似たような言葉を化け物にぶつける。
 化け物は、それを見て、右腕に持った牙を杖代わりに起き上がった。 ゆらりと美しい幽霊のように化け物は少年に近づくと、キバを振り上げる。
 
 がりん。

 かじられたのは、少年おくびから伸びた鎖。
 かなり長い場所でちぎれた鎖を見て、少年は不思議そうな顔をした。
 同時に、化け物はまた床に倒れた。
 血がとまらない。表情は変わらないものの、息も荒いし、赤にまみれてわかりにくいけれど、肌も青白い。
 化け物は、か細い声で言った。

「ちのあと、たどれ、でれる」

 どうでもよさそうな、声。
 少年は、しばらくなにか考えていたようだけど、鎖を引きずって走っていく。
 化け物はそれをじっと、倒れたまま見ていた。
 点々とまるでヘンゼルトグレーテルの小石のような血の痕を追い、少年は森の外へと走っていく。
 化け物は、目を閉じて、なにも考えず寝てしまった。
 死ぬかもしれないとか、少年のことなど、一切考えず、考えることもできず。

 そのまま。

 気づいたら、ベットの上にいると気づくまで、そのままだった。
 目を開ければ、なぜか少年が居る。
 首輪も鎖もついたままだった。でも、鎖は千切れてて。
 化け物は、何も言わなかったし、問わなかった。
 ただ、ぼーっと、少年が包帯を巻くのを見ている。
 そんなもの、この屋敷にはなかったのに、よく見ればあるはずのない薬や、道具も転がっていた。
 最初は包帯を巻くのに集中していた少年も、化け物がおきたのに気づいて、気まずそうに目をそらす。

「俺は、お前に食われたんだから、お前の胃袋から出れるわけないだろ」
 
 化け物は、その言葉に、ああ、そんなものなのかっと思いました。
(ぱくり。)



 その日、化け物と少年は一緒に寝ました。
 化け物は、回復しても、少年の鎖を直そうとせず、少年も、逃げ出そうとせず。
 ほんとうにおおぐらいなのは、化け物なんかじゃないんだよ。



 胃袋の中の話。
 御曹司編よりも、衝動的に化け物が食われた話をアップしたくなりました。
 御曹司を引っ張るのは宿命です。
 もう、運命。
 いっそ、スク病弱編とテュシャス3人組が一緒のベットに寝る話と罠にひっかかるレヴィと王子様がひどいめに会う話とマモがトラウマ作る話を書いてからにしましょうか!!(御曹司編遠!!
 というか、かちかちこの話を別ページにまとめる用意とかこいつしてますよ、奥さん。
 リクエストとバニーどうした!!(目先の楽しいことを優先するバカ)

 そういえば、アニメ見ました。
 スクが!!
 アップのスクの作画がキレイで感動しました。
 美人、色っぽい、ひゃっほー!!
 声は……わるくないけど、よくもない……。
 戦闘の作画はお察しですが……。
 まあいいか!!
 そのうち慣れる慣れる!!
 とりあえず、スクが出てる話はすべて追いかける所望でございます!!
 やー、スク大好き!!

category: 日記

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日記150日目 


2007.06.02
Sat
18:17

「XANXUS、忌々しいけど、私と君は本当に気が合うね。
 そんな瞳で睨まなくても、私は時間さえ来れば帰るさ。本当は時間なんかよりもずっと早く、それこそ、きたくなんかなかったよ。だけどしょうがないじゃないか。
 私たちは所詮、いくら化け物だろうと、鎖をつけられ、籠の中なのだから」



 化け物は籠の中。
 籠の中の自由で満足しないといけません。
 籠の自由を嫌って逃げたところで、殺されるだけ。
 なら、少しでも、籠の中の自由を貪るつもり。
 現在、御曹司編を編集中。
 長い、長い、どうにか短縮できる術を……。
 いっそ、書き直そうかな……御曹司がもう、きちゃった後で、仲良くなるというか、食べられるようになるまで……ブツブツ。
 ああ、スク、テュル、シャマの3人が一緒に寝てる描写が書きたい!!
 御曹司編、後回しでもいいかな……。
 いいかな……(だめ)

 日記の冒頭が小説になってきたので、まとめようかと少し考え中。

category: 日記

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