07/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./09

スポンサーサイト 


--.--.--
--
--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

trackback -- |comment -- | 記事編集

go page top

日記533日目 


2008.08.31
Sun
02:38

 この世の幸運と不運のバランスをとるがごとく不運な彼女は、女だという、男の名前を持っている。
 その、不運の原因ど真ん中ストライクの男の家にいるということで、彼女はそれなりに不機嫌であったが、腹いせに勝手に食材を使ってやろうと台所に入ったとことで更に不機嫌が加速した。
 なぜなら、そこには憎い男の子どもと、その部下がいたからだ、
 別段、それだけならばどちらかというと温厚というか諦め気味である彼女は不機嫌にならなかったものの、冷蔵庫をあさっている途中に男の部下がこう聞いてきたからだ。

「Drが、テュール様の愛人じゃないって本当なの?」

 がんっと、殴られたような衝撃とともにもう少しで彼女は卵を取り落とすところだった。
 訳がわからないとばかりに勢いよく振り返れば

「卵を一つくれるかしら」

 っと、大したことを言ってないように手を出してくる。
 彼女は言葉を失ってとりあえず卵を渡した。
 そして、一呼吸億個とで感情的になるのを抑える。この場合、取り乱した方がからかわれると知っていたからだ。

「違う」
「本当かしら」

 卵の黄身を潰しながら部下はなんでもないことのように疑う。その声はきいているというよりも、からかっているように見えた。
 それなりに苦労をわかちあった部下でなければ殴ってやりたかったが、

「なんでそうやってお前らは穿った見方するんだ……どう考えても俺は嫌がらせされてるだろう」
「あら、そうかしら」
「……何が言いたいんだ」
「だってテュール様は今までお仕事以外では他人を家になんかいれたことなかったもの」
「お前はどうなんだ」
「私は、スクちゃんのお世話と言うお仕事よ」
「だよなあ」

 ふと、そこで憎い男の息子が頷く。

「今までどんな愛人だっていれなかったっつーのにシャマルだけは自分からつれてくんだぜ。しかも3日も添い寝とかありねえだろお」
「だから、それは嫌がらせだっつってんだろ。俺は絶望と恐怖で不眠の上に死ぬかと思ったんだぞ」
「嫌がらせでそんなことするかしら。もっといい方法があるでしょう?」
「あーのーなー、お前らがどんな見方してるかしんねえけど、あいつにとって俺は女じゃないんだよ。スクアーロ、お前も考えてみろ、テュールに添い寝されて嬉しいか?」
「でも、テュール様がスクちゃんに添い寝するのは、愛情よね」
「だあ!! おい、卵焦げるぞ!!」

 なんだか追い詰められている気がして彼女は話を変える。 
 言われずとも話しながら部下は卵をきれいに焼いていたが、一瞬だけ視線がそれた。

「次、俺が使いたいから早くしてくれよ」
「だったらよお」

 しかし、追撃は思わぬ方向からきた。

「シャマル、親父の愛人にならねえ?」
「はあ!? なにわけわかんねえこと言ってんだブチ殺すぞガキ!!」

 思わぬ方向からと、あまりにも想像の外からの意見に、つい感情が昂ぶった。
 殺意にも似た視線を向けるが、どこ吹く風とでもいうように息子は飄々としている。


「シャマルかまってるときは親父は他に被害いかねえだろお?(特に俺)
 結婚はかわいそうしよお、愛人でいいぜえ」


 さも、当然という口調に、彼女は憎いとこの影を見た。

「おい、お前、このガキにどんな躾したんだ」
「若干間違った気がするわ」


 囀るような口論は続く。
 
駒 鳥 の 集 い



 鳥が集まってぴーちくぱーちくというのをイメージに。
 にゃしゃまで、本当なのっとツッスにきかれる。
 シャマルとテュールは勿論、愛人でもなんでもないです。しかし、愛人よりも恋人たしいことをするときも(しかし嫌がらせ)
 テュールは、仕事外では自分の巣に部外者をいれません。ルッスはお仕事。

 しかし、駒鳥というと、マザーグースが思い出されますね。
 誰が駒鳥殺したの?




 ああ、夏休みが終わってしまう……。
スポンサーサイト

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記532日目 


2008.08.30
Sat
06:28

 Ⅹの名の下に、表と闇が交差する。
 

 マフィアの、しかも暗殺部隊のボスとは思えないほどの小動物的な姿や怯えっぷり、だめだめっぷりを誇るツナと呼ばれる少年は、比較的、常識人である。どれくらい常識人かといえば、無駄な殺生はいけないというと、自分の周囲の人間が一般にかなり危ない連中だとわかっいることと、マフィアになりたくないと泣き喚いたりするところだ。
 しかし、それでもツナはマフィアの世界に生まれ、その闇の部分で育ったという事実は、変わらない。
 だからこそ、不良といえども、生まれも育ちも表の一般社会で育ったザンザスは正直なところ、怖いというわけではなく、煩わしいという理由でツナにかかわりたくはなかった。ただでさえ、10代目になれと突然現れた赤ん坊に言われて厄介ごとに巻き込まれているのだから、これ以上はまったく温厚ではないザンザスの神経は常に切れ掛かっている。

「ザンザスさん……こんにちは」

 なんとか搾り出したような震える声に、ザンザスはじろりっと、ツナを睨みつけた。
 すると、それだけでひいっとか細い悲鳴をあげ、素早い動きで銀髪の影に隠れる。小柄なツナがそうすると、背の高い銀髪の後ろに完全に隠れきって見えなくなる。
 銀髪はそんなツナを見ると、小さく溜息をついた。

「……なんだ」
「う゛お゛ぉい、数ヶ月前まで一般人だったくせに、んな3人は殺した後みてえな目でツナを見てやんなよ。怯えてるじゃねえかあ」
「すっスクアーロ、言い過ぎ……」

 この世で最もツナに甘い銀髪は、呆れながらもザンザスに文句をいう事はやめなかった。多少、一般人的な感性でザンザスは微かに傷ついたが、特に顔には出さない。
 それよりも、同い年のはずである一般人の青年に怯える、同い年のマフィアの青年に対して苛立ちと虚しさを感じたため、銀髪を無視して「なんだ」っと繰り返すと、おどおどしながらもツナは顔を出した。

「あの……同じ10代目候補同士……たまには……交流も悪くないかなって……それ……うええええええ!! ごめんなさい!! ごめんなさい!!」

 10代目候補っというところで不快さを感じたザンザスが顔をゆがめた瞬間、ツナは土下座しそうな勢いで謝り始めた。いや、恐らく銀髪にしがみついてなければやっただろう。
 何もしていないのにそう怯えられて気分がいいわけもなく、ますます不機嫌そうにザンザスは黙るように促す。

「うるせえ……」
「はい! 黙ります」

 そこで、ぴたっと静かになるが、同時に会話も途切れる。
 ひどく、ひどく微妙な時間が流れた。ツナはしまたっと思っているが、口を開けば同じことの繰り返しだとわかっているのか、何も離せない。

「う゛お゛ぉい、こんな道の真ん中で睨みあってどうするんだあ、とりあえずどっか入るぞお」

 そこに、助け船を出したのは特に空気を読まずに口を開いた銀髪だった。
 ツナを庇うように引きながら手近な喫茶店にくるようザンザスを促す。 
 なんとなくその案にのってしまったが、それはツナの言う「交流」に近いものであり、思い通りになってしまったと気づいたのは席に座ってからだった。
 適当に注文し、ツナが落ち着いた頃、やっと、向かい合った二人は目を合わせた。が、すぐにツナはそらす。

「ザンザスさん……」
「なんだ」
「ご趣味は!」
「見合いか!?」

 思わずツッコミをいれてしまったが、ツナと、その隣の銀髪はきょとんっとして顔を見合わせ、小声でひそひそ呟きあう。

「あれ、ジャポーネはこうやって交流するんじゃなかったっけ……スクアーロ、テュールさんの持ってたビデオには確か」
「う゛お゛ぉい、だよなあ、向かい合ってなんか食いながら話すんだろお?」

 まったく内緒になっていない話に、ザンザスは一瞬にしてあらゆる罵声を考えたが、二人が本気で不思議そうだというのを感じ取り、やめた。スクアーロはともかく、多少日本人顔しているツナだからこそ、それは滑稽に見えたが、相手はイタリア生まれのイタリア育ちで日本のことを本気でよく知らない。
 喫茶店の中では暴れたくないためそう言い聞かせるが、やはり苛立ちはなくならない。

「おっ俺」

 少し躊躇いながらも、ツナは言葉を続ける。怯えた気配はなくならないが、ひどく真剣だった。

「本当に、ザンザスさんとはじゅっ……色んなこと抜きに仲良くなりたいと思ってます……。同い年だし、似たような立場だから……きっと、わかりあえることとか、色々話したいこともあると思います……。
 だって、俺たち遠いとはいえ、同じ血を引いてるんですから」

 一瞬のザンザスの不快を感じ取って言葉を濁しつつ、必死にツナは仲良くしたということを主張した。
 そこに嘘はなく、ほだされないこともない。
 少し考えながらも、ザンザスは遠回しに彼としては肯定的な言葉を呟いた。

「まあ、別に俺はてめえと馴れ合う気はねえが……話なら、聞いてやってもいい……」
「そうですよね!! だから、俺、色々日本の勉強して」
「ザンザスさん……」

 ぐっと、ツナはためる。一生懸命な姿は、その外見とあいまって誰にでも嫌悪を感じさせない。
 ザンザスも、今までの人間に比べれば多少(とはいえないが)常識人であるツナにそれなりの親近感を抱かなくもなかった。
 そして、口にした。


「友達からはじめましょう!!」


 ザンザスは、その日、イタリア人でマフィアとは誰ともわかりあえないと確信した。



ク ロ ス オ ー バ ー



 マフィアの世界と、一般の世界のクロスオーバーっという感じを想定して。
 ツナとザンザス立場入れ替わりパラレル。設定は、雑多部屋にておいてあります。
 ザンザスを丸くして常識をつけた上でツッコミにしたら、なんだか苦労性になった上、ツナがボケ担当かつ、スクが薄くなってしまいました。
 ……これも、もう一つの世界!!(パラレルで誤魔化した!?)
 たぶん、思っているのとはかなり違うと思われますが、楽しくよんで下さったらうれしいです。
 ちなみに、間違った知識は全部テュル産。ツナに悪気はありません。


 ちょっとした事情で間違えて日記を消して虚脱感がひどい。
 二回連続って、ものを書くってレベルじゃねーぞー。
 でも、今日は、がんばる……予定……。


 今日は定刻どおりにエチャできません。
 もしかしたら、深夜にやる……かも?
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記531日目 


2008.08.27
Wed
04:01

「外に出るの、めんどくさい。モスカの調整もしたいし、改良頼まれてるのあるし、あっ正一から前の兵器の解析も頼まれてる」

 そう言ったら、呆れた同僚が一冊の分厚いカタログを持ってきた。
 これなら、外にでずとも色々とそろえられるだろう。と世話焼きらしいセリフを残して。
 普通の通販カタログなんて滅多に見ないものだから珍しくてペラペラめくってみれば、分厚いだけあって思ったよりも充実していておもしろかった。
 服やら食料やらは勿論、大きいものは家具や、小さいものはストラップみたいなやつもある。
 その中で目についた、東洋の小物やらちょっとした和菓子なんかが気になって、頼んでみたまではいいものの。


「えーっと……」


 今、彼の目の前には一人の恐らく、男がいた。
 恐らくというのは、黒い髪に、黒い瞳、黄色に近い肌と彫りの浅い、けれど小動物のように愛らしいところから、東洋人だろうとわかるものの、彼が東洋人の性別は皆中性的に見える上に、相手が小柄なせいで年齢が子どもなのか大人なのかもよくわからなかったからだ。
 相手は、じろじろ見られていることに恥ずかしそうに目をそらし、呟く。 

「あの……通販の……お届けものです」

 通販。
 その一言で、彼は相手が届け人なのだろうと思った。
 しかし、ここは一応極秘扱いの研究室で、なにか届け物があれば専用の人間がいるはずなのだが、なぜそれ以外の人間が届けにくるのだろうと疑問がわく。
 それに、よく見れば相手は何も持っていない、手ぶらだ。

「何も持ってないように見えるんだけど」
「いえ、あの、僕が……お届けものなのです」
「あんた、小物? それとも、和菓子?」

 普通ならば、ここで驚くところだっただろう。
 しかし、開口一番、なんともズレたことを聞いた。
 どう見ても小柄ではあるが相手は小物ではないし、少し甘そうだなっとは思ったが、和菓子などには見えない。けれど日本の技術力はすごい! っという偏見から、一応聞いてみたのだが、明らかに相手は困っていた。

「え、あの……そう見えますか?」
「見えないけど、でも、うちが注文したのは日本の小物とか和菓子だけど」
「え?」

 ひどく、困惑した声。

「もっもしかして、注文間違えですか……?」
「あんたも、商品なの?」

 相手は、頷く。
 商品かと聞かれたとき、自分が注文まちがいと気づいたのだろう、おろおろと、その表情が泣きそうに歪んだ。
 彼は、その様子を見ながら、異常事態だというのに特に驚いた様子もなく聞く。

「ふーん、今時のカタログって人身売買もするんだ。すごい。で、こういうとき、どうするの?」
「そっそれは、間違いであれば……お届けされてから一週間以内であれば……こちらの電話番号に電話していただいて……間違いだと受理されますので……僕は、返品されます」

 落ち込んだ様子で紙を取り出すと、そこには恐らく通販会社の本社であろう場所の住所や電話番号、住所や、こちらの住所や彼の名前、こまごまとした日付や受け取り印を押す場所が書かれていた。

「ここにハンコ押すとどうなるの?」
「え? あっはい、ここに押せば受け取りが完了します」
「ふーん」

 彼は、酷く何気ない動きでツナギからハンコを取り出した。
 そして、そのまま、紙に手を添えると、軽く押し付ける。
 赤い判が、紙にぺったりと付着した。

「え……ええええええええ!?」
「これで受け取り」
「まっ待ってください!! 僕、届けまちがいで……」
「差額とか、契約書類とかあるならさっさと出して。あっちが文句言ってくる前に完了させるから」
「あっ書類はありますけど、僕で、いいんですか・・・・・・?」

 彼は、ぐいっと相手を部屋にいれようと促すが、相手は混乱した様子で中々動かない。
 もごもごと躊躇い、本当にいいのかと繰り返す。
 ふと、いきなり彼は止まったかと思うと、ああっと思いついたような顔をした。

「名前は?」
「れ……レオナルド・リッピです」
「じゃあ、レオね。うち、スパナ」

 彼は、にっと笑った。

「うちは、レオがいい」

 いきなり抱き寄せたかと思うと、耳元で囁く。 
 かあっと、相手の顔が耳まで真っ赤に染まり、硬直した。
 背中に回された手に、力が入る。
 胸に顔を押し付けられながら困ったように、微かに、嬉しそうに服を握った。

「おっお受け取りありがとうございます」


通 販 カ タ ロ グ



 なんか、微妙にリクからずれた気がしますが、スパレオで、通販カタログ、レオくんが商品でした!!
 お届け間違いの品が気に入ってしまう恐ろしさ。
 後で、通販会社から文句がきそうですが、すっかりお届けものに、お届けものも大満足ですよ。
 しかし、スパナにツッコミどころかありすぎて、逆につっこめません。
 こっこんなのでよかったんでしょうか!?


拍手レス

8/26
16:43 小説読ませていただきました~全部面白いかったです!これからもゆっくりがんばってください!
お褒めの言葉いただきありがとうございます!!
 これからもなんとか無理しない程度にがんばらせていただきます!
 よろしければゆったり生暖かく見守ってくださいませ。


18:28 きょぬうにさらし、いいですよね…
きょぬうにさらしは夢です、浪漫です。
 巻く、ずらす、ほどく、3段階楽しめてとてもお得……。
 さらしネタはもっとしたいです。

 

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

歴代プロフまとめ 


2008.08.26
Tue
20:43

 ずいぶんまとめてないのでまとめてみた。
 なんだかんだで、今のプロフ以外は自分で描いてました。

category: 未分類

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記530日目 


2008.08.26
Tue
01:11

「あら、おはようDr、奇遇ね」

 朝食をとるためにシャマルが入った店で、そう親しげに声をかけてきたのは、男ならば声をかけずにいられないような美女だった。
 すらりとした華奢な体に豊かな胸、きゅっとしまったウェストから丸く柔らかな腰と尻のラインは極上としか言いようがなく、弧の形に曲げた艶やかな唇と涼やかで凛とした瞳を細めた微笑みは母性的な優しさと蟲惑的な魅力に溢れていた。
 シャマルも、当然のように、むしろ男としての礼儀のようにその魅力にくらくらとやられ、鼻の下を伸ばしながら、その手をとってキスをする丁寧に挨拶してみせた。

「まあ、貴方も、ここで御食事?」
「これは、これはレディ・テュ……いや、レディ。お久しぶりだな……今日も本当に美人でいいことだ」
「あらあら、お世辞はいいのよ」
「お世辞なんか言うもんか。ぜひとも、このまま朝食をご一緒した上でデートに誘いたいところだな。他のアレな奴らがいなければ」
「それは残念……ふふ、今日は[傲慢]のと、ルッスとお買い物よ」
「そうよ、女の子のお買い物なの♪」

 同時に、ふらっと、どこからともなく聞こえてきたのは、蜂蜜漬けのジャムのように甘い甘い声だった。声の主は音もなく、とんでもなく目に痛い真紅の――ゴスロリというのだろうが、そういった属性のフリルだらけの服をまとって現れ、愛らしくウィンクを決めた。
 その姿は、ひどく幼い少女という容姿にぴったりとあっていたが、シャマルは思わずうげっと顔を歪め、逃げるように後ずさる。
 そして、言ってはいけないことを口にしてしまった。


「えーっと、レディが女の子っつーのはいいとして、お前が女?」


 罪もない、シャマルのお気に入りだった店が、一つ半壊した。

「……もう、俺あの店にはいけねえな」

 深々と溜息をついたシャマルは、すきっ腹をかかえてふらふらと歩く。
 軽く朝食をとりたいと探しているのはいいものの、目に付く店はどれもいまひとつピンっとこない。口と胃が、すっかり朝はあの店と決めていたからだ。

「まあ、いつまでも歩いてても、しゃーねーな」

 そう呟くと、ふいっと、適当に一番近かった店の扉を開けて――閉じた。何度か目をこすり、頭を振る。呟く言葉は「夢、夢、幻覚」であり、同時にひどく引きつった晴れやかな表情、くるりと踵を返そうとして、いきなりむんずっと、襟首が掴まれる。

「ぎゃあああああああ!!」
「ふぉふぉふぉ、医者殿ではないか。なぜ逃げるんじゃ?」

 扉を開けた痕跡がないというのにいつの間にか、中から外へと現れ、神速でシャマルを掴んだのは、なぜか若いというのにわざと老人のような口調の青年だった。にこやかな笑顔と温和な雰囲気は、人に親しみを覚えさせる。
 だが、シャマルは引付をおこしそうなほど怯え、暴れた。

「お前らがいたからだ!! はなせー!!」
「なんじゃなんじゃ、わしとおぬしの仲ではないか……どうじゃ、これからわしらと一緒に朝食でも」
「てめえ一人ならまだいいけど、2番目にクレイジーなトマト職人なんかつれてやがるじゃねえか!! 俺は鉄臭いケチャップはお断りだ!!」
「どうしたネ、[憤怒]の……ああ、おもしろいの捕まえたね。おもしろそうね、うらやましいネ」

 今度は、きちんっと、扉を開け、顔を覗かせたのは、なんとも掴めない印象を与えるひょろりとした青年だった。背もそれほど高くなく、地味な顔と、幼い表情、生気のない瞳をしているせいか、どこか少年にも見える。

「つーか、なんなんだ!! なんなんだ!! なんでお前らが5人もこの辺でブラブラしてんだ!!
 おい、この町を壊滅させろって命令でも出てんのか!? 引っ越すから待て!!」
「落ち着け、Dr……俺たちはただの休暇だから……というか、[憤怒]の、[嫉妬]の、ここで暴れると店の迷惑だから出たほうがいい」

 ひどく、ひどくまともなことを口にして、移動を促す男を見た瞬間、シャマルは少しだけ大人しくなった。なんとも、普通、顔が割合整っている以外は特徴がないといえる男は困ったように首をすくめて苦笑する。
 促されるままに襟首を掴まれたまま移動しながら、シャマルは今日何度目かわからない溜息をつきながら問いかけた。

「お前まできてんのか……」
「俺は[嫉妬]ののお守りだ。いくら[憤怒]のが強くても面倒は見てくれないからな……シャマル、久しぶりだな」
「休暇って、お前ら5人を一度に休暇に出すお前らの上司はとうとうストレスとか過労で頭がいっちまったのか?」
「いや、あの方が、休み欲しいと言って申請したら、手違いで全員が休暇になってしまってな……なんか、俺は撤回するように主張したんだが、あの方が「おもしろい」の一言で、ね……どうせ寝てるんだけど」
「[憤怒]の、シャマルどうするネ? 朝食にするネ?」
「ふぉふぉ、わしは人肉は好まんぞ」
「お前ら、なにおかっしい話してやがる!!」
「さっきたべのがしたネ。おなかすいたネ」
「わしは3日ほど食べんでも平気じゃがのう」

 歩きながら、どこへむかっているかと思えば、見覚えのある道を抜け、これまた見覚えのある家の前にやってくる。
 なぜか、嫌な予感がした。

「なんで俺んち……?」
「あの方は、外へ出ても、寝ているんだ」
「寝るのがお好きだからネ」
「うむ、特に嫌がらせのできる場所で寝るのが、のう」
「………外の、どこで寝てるんだ……」
「暴食ー、帰ったネー」
「彼の運搬ご苦労じゃ」
「シャマル、どこであの方が寝ていると思う?」
「すごーく、聞きたくない」
「あれ、Drと一緒に帰ってきたの♪ ご飯食べてきて、シャマルを捕まえるのは昼からって予定じゃなかったっけ?」
「別にいいじゃないの、あの方がいらっしゃったときが、最高のタイミングだわ」
「それも、そうだな。正しい」
「じゃあ、とりあえず」

 どこからか湧き上がるように、家の中から三人が顔を出す。
 そこは、シャマルの家のはずだった。
 だが、違う。
 シャマルにはなにか、もっと、禍々しく忌々しいものの巣に見えた。

「「「「「「おかえりなさい、シャマル。あの方がおまちです」」」」」」

 6人が口をそろえて言うと同時、シャマルが抵抗しようが悲鳴をあげようが暴れようが、家に引きずり込まれた。

「ぎゃああああ!! いるいるいるいやがる!!」
「ああ、いるぜ。シャマル」

 眠たげな、美声。
 シャマルは、目を閉じた。
 目を開ければ、恐ろしく美しいバケモノがいると知っていて。
 
「久しぶりだな……シャマル。愛しいお前が会いにきてくれないから、休みまでとって会いにきちまったぜ」
 さあ、今日はどうしてやろうか?



 シャマルは、その日、人生何百回目かわからない死の覚悟をした。


 サ エ ラ



 サエラは、フランス語であちらこちら。
 あちらこちらにテュールがいて、恐ろしい。そんな感じです。
 というわけで、七人のテュール×シャマルでした。
 どの辺がCPなのかは、きっと最後に公称・テュールが「愛しい」って言ってるところです。
 すいません、七人全部出したらCP要素とか無理でしたー!!
 後、暴食が薄かったです。 
 暴食もちゃんと描写して……あげたかった……。
 
 
 リク一個目消化完了!!
 今日より毎日一つづつ消化していきます!!
 どうぞ、皆々様、お見守りを!!


遊戯王は後で。
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記529日目 


2008.08.25
Mon
13:34

 双子のにょれおと、にょぐいがいます。
 言葉の意味がわからない方は見ない方がいいです。
 胸とかもみます。



「ねえ、グーくん」
「どうしました、白蘭様」
「この、写真のレオくん」
「なにか、おかしいところでも」
「遠回しに言うと、この写真では女性を主張する部分がグーくんよりも豊かだけど、普段のレオくんはどうしてグーくんと同じくらいなの?」
「遠回しに言ってもセクハラととらせていただきました。足が立たなくしますよ」


 顔を埋めたとき、クッションのような、それよりももっと柔らかく弾力のある感触がしたとき、彼はふと、疑問に思って、そこを手探りで探った。
 むにっと、手に心地よい。
 布に包まれて本来の感触はわからないが、とにかく柔らかい。

「すっすぱなさん!!」

 むにむにと掌で感触を楽しんでいると、頭の上から声がふってくる。
 それに反応して顔をあげると、潤んだ濃い青の瞳と目が合った。
 羞恥に染まった頬のまま、いつもは地味だが穏やかな顔も怒ったような、困惑したような表情を浮かべている。

「なに?」
「なっなにじゃありません!! なんで揉んでるんですか!?」
「……胸?」

 ふにふにと更に揉むと、恥ずかしそうに震えながら引き離そうとする。
 しかし、その手にはあまり力かこもっておらず、うまくいかない。

「いえ、なにを、じゃなくてなんでです!! さっさらしずれるから揉んじゃだめです!!」
「なんでさらししてるの?」
「邪魔だからです……巻くの大変だから、外そうとしないでください!!」
「レオは」
「だから、やめてください……ん……」
「グイドと、姉妹なんだよね?」
「ぁ……そうですが……だから、ずらしちゃだめです……」

 さらしが服の下でずれると見た目に似合わぬ豊かなふくらみが、服をおしあげる。
 手から余る胸を前に、少し、考えるようなそぶりを見せた。
 その間にも、形を変えるほど指を沈ませ、握るように、あるいはこねるようにもんでいく。

「も、やめ、やめてくださ、い……痛いです……そんなに、力こめちゃ……」
「グイドは、」

 しかし、声を無視するように、彼は呟く。

「グイドは、さらし巻いてないのに……さらし巻いてるレオと同じくr「人の妹になにしてるんですか。後、殺します」
「あっ、姉さん……」

 呟くと同時に、声が重なる。
 そして、頭、っというよりは首筋に鈍い衝撃が走った。
 痛みを感じるよりも、彼は意識を失う。
 ずるっと、体から力が抜け、落ちそうになる彼を支えると慌てて今度は庇うように抱き込む。

「姉さん、殺しちゃだめです!! 殺しちゃだめです!!」
「大丈夫、レオ」

 姉さんと呼ばれた相手は、静かに告げる。

「死体は、見つからないようにするから」
「そういう問題じゃないですー!!」



 にょれおとにょぐい試し書き。
 きょぬうなレオくんと、ひんぬうなグイド。
 スパレオです。
 色々細かい設定をつめていないので、とりあえずレオくんにはサラシを巻いてもらいました。俺の萌え上の都合です(おい)
 しかし、白蘭権限でサラシは禁止になりそうな……。
 まあ、全ては私だけ、楽しい仕様です。
 ところで、最初レオくんの名前をよいイタリア所生命にできないかと探したところろ、レオのつく女性名って、エレオノーラくらいしか見つからなかったんですが、レオくんの女性名ってエレオノーラじゃだめでしょうか。やっぱり、レオナル子しか……(マテ)
 グーくん系だと、グローリア、グレタ系か。
 でも、名前変えるとわけわからなくなるので、レオくんグーくんで。
 


 リクは、明日より書かせていただきます!!
 いっぱいきてますが、なぜかマイナーばっかりで、うちのサイトは本当に、マイナーサイトだと想いました。


 妹がバスに乗り遅れて心配wwwww
 もう、なにやってんだwwwwww
 

拍手レス。

8/23
10:00 誤字を発見したので報告します。
>修正しました!!
 あちがとうございます!! たぶん探したら、2日に一個くらいあるかと……ゲフク(吐血)

8/24
17:08 日記の497日目に、誤字がありました。
>修正しました!
 ご指摘ありがとうございます!!
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記528日目 


2008.08.23
Sat
03:45

「この前、私の顔をからかうやからがいてね、ナニを咥えてほしいというものだからね。こういってやったよ。
 私は咥えるよりも咥えさせる方が得意なんだって」

 ただし、剣をね。

「おいしそうに喉の奥まで飲み込んでくれたよ。ただし、感想は聞けなかったけどね」



 下品な話かと思いきや、ぶっそうな話でした。
 そのまま飲み込んで、僕のえくすかりぱーを思い出したけれど、問題ないですね(おい)
 どこかのアメリキャンなジョークをパロったものなんですが、元ネタは忘れました。
 これ、テュールでしたらおもしろいなあっと……。


 そういえば、今日でこのサイトも2周年です><
 2周年企画してみました!!
 日記で消化するので、短いけれど、早めのペースできっちり終える予定!!(あくまで予定)


 関係ないけれど、ふと、レオくん女体化はレオナル子なのか考えてみた。
 まさかのレオニャルド以上の(悪い意味で)ネーミングセンス。
 妙に語感がいいのがまた……。
 グーくんだとグイ子なのか、いや、グレ子か。


拍手レス
20:40 日記で読みましたが、マニアックプレイはOKだと思います!
許可が!?
 レオくんには、スクとはまた違ったいやらしいことをしたくなりますね(同意を求めるな)
 私は神じゃありませんが、いつも好き勝手してます、すいません……。 


22:54 2の倍数でエロくなる!
二回に一回ですからね、一応冗談です><
 変わりに、お題リク企画をしておきました。
 ぜひ、ご参加を!!

-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記527日目 


2008.08.21
Thu
19:37

「う゛お゛ぉい、レオ、実はもうすぐ2周年らしいぞお」
「え? スクアーロ様、あの、この前……あちらが1周年だったのでは?」
「おう、似たような時期に作りやがったからなあ……」
「なにをやるか、かんがえてるんですか? 作者様」
「まったく、全然だあ!!」
「ええ!?」
「つい昨日まで別口で必死だったから、まったく考えてねえ……」
「それは、その、だめなのでは……?」
「だめだめだあ……一応、いくつか案だけはあるらしいぜえ」
「どのようなものでしょうか」
「2周年だし」
「2周年だし……?」
「二の倍数でエロくなる」
「…………なにがですか?」
「レオとか」
「僕ですか!? なっなんで!?」
「ちなみに、事務所的にあんまりレオは過激担当じゃないんで、耳責めとか、指フェ〇とか、足こ「あー!! あー!! あー!! なにもい聞こえませんー!! 過激担当じゃないとか言いつつなんだか不穏な言葉が出てます!!」
「レオはよお、ほら……マニアック担当?」
「聞かれても!!」

作者「一見いやらしくない子にいやらしいことするのがいやらしい」

「つっつてたぜえ……?」
「却下です却下です却下です!!
 普通にリクエスト募集とか、一週間連続更新とか、フリー小説とかでいいじゃないですか!!
 そもそも、ここはスクアーロ様がメインですよね!?」
「普通はおもしろくないってよお」
「感謝よりもおもしろさ優先!?」
「実を言うと、俺よりもメインっぽい某親父がいるんだけど、そいつは順番という大人の事情で今回は不参加だあ」
「今日は普通に短文書いて……明日このやりとりやればよかったのでは……?」
「大人の事情だあ……」



 2周年何も考えてなかったけど、あさってです。
 お題をこちらで用意して、それをCPリクしてもらって日記で消化……とかいう形態をとりそうな予感です。
 ツッコミに今回はレオくんを抜擢。
 レオくんは事務所(どこだ)の意向により、最後までできない子の仕様になっております(ぇー)
 でも、それ以前のマニアックなプレイは許可が……。
 後、スクはあんまり純情じゃない感じです。

 えっちなのは、いいと思います><


 すいません、色々ぶちゃけすぎました。


 拍手レス
8/18
18:39 最近家光とテュールに取り合われているシャマルとか可愛いなって思ってしまいます。
いじめられてるキャラはかわいいですよね。だから、好きな子ほどついついいじめたく……・。
 家光は、友達をとられたくない、テュルは玩具をとられたくないと、男はいつまでたっても子どもだなっという子ども独占欲でとりあわれてます。
 間に挟まれたシャマルはいつもたまったもんじゃないですね!
 だが、それがいい。


8/19
22:34 久しぶりの兎ちゃんに、やっぱ爆弾っこだなぁ・・・と再認識。奈々ママとどっちが強いか・・・(汗
一応、奈々ママンが圧勝の形をとります。母親に勝てる存在はこの世にいません。
 GODマザーたる奈々ママンはほぼ無敵!
 きっと、白蘭だってこども扱いしますよ!!
 そして、それでもレプレちゃんは常に爆弾娘です。こどもゆえの無邪気さで言ってはいけない言葉を知りません。 もしかしたら、一撃の殺傷能力面を見れば、奈々ママンに勝るかも……?

-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

盗賊王受けウェブアンソロジー! 


2008.08.20
Wed
06:19

盗賊王受けウェブアンソロジー

 盗賊王受けウェブアンソロジー、ついに公 開!!
 皆様が待ち望んだ豪華メンバー様による夢の共演!!
 どうぞ、ごゆるりと楽しんでくださいませ!!
 主催者にして、管理人はただ、静かに終わりであり、始まりを祝わせていただきます。

category: お知らせ

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記526日目 


2008.08.20
Wed
06:19

 終わった。
 もう、言い残すことと思い残すことはない……。
 心残りは、もう一作品書きたかったことだけ……。
 だけど、あんまり私が書くと、豪華メンバー様に邪魔なるので、もういいや……。
 皆様、お疲れ様です。
 ありがとうございました。


 俺のバトルフェイズは終わったよ。終了したよ。
 ターンエンドだよ。
 もう、ゴールしても……いいよね?

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記525日目 


2008.08.18
Mon
08:03

 山本は少々天然で運動能力が高くてその辺りの男なんかよりずっと爽やかでかっこいい女の子だ。
 たまには、全うな乙女っぽいこともしたりする。

「先輩が試合らしいから、お守り渡すのな」

 その、恋する乙女らしい照れたような笑顔は、自然と見るものの心と表情を和ませる。
 小さなお守りを、少々乱暴に握り締めてしまうのも、その興奮と緊張を示しているようで微笑ましい。
 だが、彼は笑顔でありながら、すっと、冷静に彼女の前に手を突き出す。

「山本、見せて」

 何気ない声だった。

「お守り、見せて」

 しかし、有無を言わせない声。
 彼女が躊躇う。

「いや、ツナ、こういうのは見せない方が効果が……」

 なにやらもごもごとヘタな言い訳をしているが、彼の笑顔が張り付いていることと、突きつけられた手が引っ込められないのを感じると、そっと、気まずそうに視線をそらして、手に乗せる。
 掌サイズのお守り。
 強く握り締められたせいか、ちょっとくしゃっとしている。
 和風な模様の真ん中。
 効果を示す文字を、彼は目で追う。



[安産祈願]



「没収」
「ツナあああああああ!!」

 山本は少々天然で運動能力が高くてその辺りの男なんかよりずっと爽やかでかっこいい女の子だ。
 たまには、全うな乙女っぽいこともしたりする。
 が、油断はできない。



 にょた本は、いつだって真剣です。
 ただし、真剣になる方向はいつもおかしいです。
 にょた本を褒めていただいたので、今日はにょた本。
 かわいいと思って気を抜いてはいけません。
 がんばれツナ、つっこみで未来の兄と平穏を守るのだ!!
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記524日目 


2008.08.17
Sun
08:19

 嵐の中心は被害が少ないというが、テュールという嵐にとって、その範囲は中心だろうが、外側だろうが関係ない、巻き込まれた範囲は全て一掃され、誰もがひどい目にあって不幸になるだけ。
 周囲の人間は、ただ巻き込まれないように逃げ惑うことが最大にして最善の対抗策である。
 ヘタに反発しようとしたり、とめようとしたりすると自分や周囲への被害が増大してしまうからだ。
 ハリケーンが去るのを待つようにじっと身を潜めるのが一番。

(なーのーにー……)

 銃声が響く中、必死に棚を隠れ蓑に彼は身を潜める。
 息を殺しながらも、溜息を止められない。

(何で俺、巻き込まれてんだ)

 途方にくれながら、そっと、自分の手持ちの銃を見る。弾の数を確認すると、不意に絶望がこみ上げてきた。
 心の中で自分を勇気付けながら、死にたくないと震える足を見つめる。
 目頭をおさえ、もう一度溜息をついた。
 手まで震えている。
 どうする。
 今の選択肢を見つめると、死ぬか殺されるかしか浮かばない気がした。
 ネガティブな思考を振り切るために、彼は目を閉じて、開ける。

「なにやってんだ」

 視界で、揺れる白。
 震えが、去った。
 一瞬、絶望も、恐怖も忘れた。
 ただ、白と、ぽっかり黒い双眸がそこにあるだけで、がらりと、世界が、思考が変わる。

「シャマル、いつから狭くて暗いところがスキになりやがった。下水道ぶちこんでやろうか?」

 かわりに湧き上がるのは、理不尽な怒り。
 同時に、笑い。

「てゅううううるううううう!! よくも俺を囮に逃げやがったな!!」
「おう、おもしろかったぜ」
「おもしろいじゃねえ!! 死ぬかと思ったぞ」
「生きてんだろ?」
「結果論で語るな!!」
(ああ、ちくしょう)

 銃を握り締め、彼は勢いよく立ち上がった。

「どんだけぶっ殺した」
「5人、後、8人つーとこだな」
「それだけ殺っといて返り血もついてねえのかよ……」

 うげえっと、呻きながら、棚から出る。
 すでに、軽やかに白は出口に立っていた。
 シャマルは、ありありとその後の光景を思い描く。
 風ように飛び出し、殺戮の嵐でもって周囲を一掃する白の姿を。

「ああ、ちくしょう、次は絶対巻き込まれないからな」

 できもしないことを、苦笑いで口にした。



 比較的仲良しなテュシャマテュ。
 テュールは疫病神で、敵に回せばおぞましく、味方に回せば恐ろしい。 
 けれど、あまりの強さはまた、心強さにもなる。
 文才が足りません。
 とりあえず、テュシャマテュ萌え。
 戦場の絆萌え。

拍手レス

8/15
20:08 にょた本があり得ない……!!
なっなんというデンジャーチャレンジャーなお方!?
 うちの山はとても青春的危険物なのでやめた方が!! 少女漫画というか、猟奇漫画に!!(怖)
 というか、にょた本だと、百合に……まあ、そこは問題じゃありませんね。
 触らぬ神と恋する乙女にたたりなし。



-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記523日目 


2008.08.15
Fri
21:18

 まるで、雪うさぎのように白く、そして、髪を左右に分けて耳のようにくくった少女は、目の前のクリームとアイス、そしてチョコレートソースの山に近いパフェに歓喜の表情でスプーンを伸ばしていた。
 至福、っという笑顔は、幼さと愛らしさが合わさって思わず誰もが釣られて笑ってしまう。
 そして、保護者らしき男も、そんな笑顔に思わず顔を緩めていた。

「おいしいだろ?」
「うん!!」

 頷きながらも、スプーンはとめない。
 必死に食べているせいか、口の周りにはクリームがついている。いや、口だけではなく、よく見れば手もキレイな服の裾も、子どもらしく汚れていた。
 それを見た男は、くすりと笑って、傍に控えていた黒服の男たちの一人に何かふくものを持ってくるように指示する。強面ではあるが、子どもの姿に微笑んでいた黒服の男の一人は、頷いて退出した。

「ところで、レプレ」
「んー?」

 男は、その麗しいというに美形な顔を、少しだけ神妙にした。

「そっそのな」
「うん」

 少女もスプーンを止めて男を見る。

「スクアーロ、なあ」
「ママンがどうしたの?」

 首を傾げる少女に、男は言いよどむ。
 少しうつむいて、もじもじと顔を赤くした。
 周囲が、小声で「がんばれ、ボス」っと励ましだす。
 男は、ぎゅっと拳を握り、叫んだ。

「おっ俺のこと、どういってた!!」

 少女は、スプーンを握ったまま、少し考えるように目をさまよわせた。
 男は、ドキドキと待っている。
 そして、考えがまとまったのか、小さな口を開いた。

「あのね、ディーノおにいちゃん」
「はっはい!」

 なぜか敬語でかしこまる男に、少女は、大きな瞳で覗き込む。



「まおとこ?」



 男は、固まったまま崩れ落ちた。



「うしし、キャッバネーロのヤツどうだった?」
「あっベル、おかえりなさーい!」
「王子の教えてあげた言葉、役にたった?」
「わかんないけど、パフェ、おいしかった」
「うしし、よかったじゃん。まあ、今度からキャッバネーロのやつはそう呼んでみなよ。おもしろいから」
「うん!」



 必死で書いたのに、あげるのを忘れていたという悲劇。
 保存したらアップした気になるのが危険です。
 とりあえず、久々にレプレちゃんが書きたいなっということで、レプレとディーノ。
 ベルは勿論わざとですが、レプレちゃんに悪意はありません。
 ディーノは虎視眈々とスクアーロを狙っていますが、ヘタレなのでまったく進展しません。
 今回はたぶん、皆お仕事なんで、スクが預けたものと思われます。
 ディーノだけ「俺って信用されてる!!」って喜んでます。が、スクはどっちかというと、ロマーリオ辺りが頼もしいのではっとか思ってそうですね。
ちなみに、ルッスの作るお菓子はおいしいけど、シンプルすぎてベタベタになるようなパフェはあんまり作ってくれないので、大喜びです。


 どうにかこうにか努力しても、明後日も学校がある。なんでこんなに夏休みに学校あるねん。車の免許とりにいく予定がとれませんよ。
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記522日目 


2008.08.14
Thu
08:11

 学校いって、ご飯食べてカラオケいったら日付が明日になっていました。
 というわけで、今回はリボなし。




 管理人の嫌い言葉は連載、終わったためしがないから(自分が書くにおいて)
 管理人の好きな言葉は連作、続けても途中で止めても怒られないから。
 そういうことです(どういうこと!?)
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記521日目 


2008.08.13
Wed
18:10

「レオを泣かしたら、殺してやる」

 静かに、冷たい声で青年は言う。
 自分よりも背も年も、階級も上の人間に言う言葉ではなかったが、その真剣さや鋭さは真実を語っていた。そうでなくとも、本気で、やるだろうと彼は思う。 
 確実に、絶対に。
 それは、脅しではなく、警告だ。

「別に、うちはレオを泣かす気も、予定もないよ」

 口に棒付の飴を放り込む。

「というか、それはうちのセリフ」

 彼はいつも飄々とした顔のまま、すらっと言う。
 冗談のように、真剣に。

「レオを泣かしたら、許さない」

 がりっと、口の中で飴を噛む。

「グイドなら、わかるよね。うちより、知ってるよね。」

 砕けた飴を、更にがりがりと。

「レオが、どうしたら泣くか」

 表情は、変わらない。
 青年も、変わらない。
 ただ、にらみ合うように目を合わせる。

「貴方は」
「レオを、泣かしたら許さない」
「何か知ってるんですか?」
「知らない」

 何も知らないと、彼は言う。
 砕けた飴を転がしながら、何気ない声で。

「ただ、レオが泣くのを見たくないだけ」

 目を自然にそらして、ふらりっと、立ち上がるのを、青年は止めなかった。
 恨めしそうに、睨むだけ。
 悔しそうに唇を噛み、(何がわかる)っとでも言いたげに拳を握り締めた。震える拳を、壁に叩きつける。

「くそっ……」



「あれ、スパナさん、今日はどうしたんですか?」
「んー」

 にこりっと、笑って彼を迎えたのは、鏡に写したかのようにそっくりな、しかし、まるで左右間逆のように雰囲気も、笑顔も違う青年だった。
 彼はそんな青年に慣れた様子でひっつくと、なんでもない、っと、告げる。
 そして、その髪の感触を楽しみながら、感慨深げに呟いた。

「レオが泣かなきゃ、うちはかまわないんだけど」
「なにがですか?」
「なーんでも」



 レオくん&グーくん双子でスパレオ。
 レオくんを泣かせたくなくて、レオくんが好きで。思いは一緒だからわかること。
 スパナの示唆しているのは、グイドの死です。なんだか、グイドって、レオくんのためならすぐ死にそうだから言っただけで、裏切りものか知っていたわけじゃありません。でもって、ちょっとだけグーくんに嫉妬してます。
 グーくんは嫉妬全開。そして、死ぬなと軽々しく遠回しに言われて苛立ちました。
 きっと、いつか、レオくんを生かすために死ななければいけないとグーくんは思っているので。
 レオくんはなにも知らず中心にして、蚊帳の外。
 もっと、普通にらぶらぶさせたかった……。



 久々にリアルでいろは以外の友達に会いましたv
 やっぱり、学校あったり、私が引きこもり気味だと会えません……元々、家も遠いですし……。
 テンションめちゃくちゃあがりました!!
 

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記520日目 


2008.08.11
Mon
07:32

「テュールのガキだと思って調子のってると泣かすぞ」
「できるもんならやってみやがれえ!! 後、師匠が関係ねえ!!」
「おう、じゃあ泣かせてやる!!」
「やってみろお!!」



「お前、最近すげえテュールに似てきたな。顔というか、中身な」



「Dr.シャマル、スクちゃんが泣き止まないけど、なにがあったのかしら」
「知らねえ」
「Dr.シャマル、大人げないですよ」
「……俺もちょっと思った」
「謝罪は早めにお願いします。テュール様に見つかったら次は貴方が泣かされますわ」
「ご忠告ありがとう……」



 ルッスもちょっとだけ怒ってます。
 スクを泣かすのは簡単。
 シャマルを泣かすのも簡単。
 テュールはどうかと思えば、スクには不測の事態においては簡単?


拍手レス
8/10

1:48 発想がヤバいのにどこかかわいいと思わずにいられない山本にときめきましたv
>あんな山本にときめいていただけるなんて!?
 というか、かわいい!?
 あわわ、ありがとうございます。これからも暴走させます!!(おい)


-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記519日目 


2008.08.10
Sun
04:04

「スクちゃん、日本食でなにか嫌いなものあるかしら? あるなら今日は特別になしにしてあげる」
「……白米だあ」
「白米……なんで、おいしいでしょう? 前も食べてたし……」
「うめえけどよお……」
「けど?」
「色がしれえからボスにぶっかけられたら米粒ついてるの気づかなかったり、髪に練りこまれたりしたら悲劇だろうがあ」
「スクちゃん……食べ物をぶっかけられる前提で考えるのは間違ってると思うの!!」



 スクは、皆でご飯食べたら絶対ぶっかけられたりつっこまれたりするものと認識しています。
 普通に一人で食べる時は平気で。
 ボスは常にスクをいじめるネタを考えているはずなので、多少の工夫したところで無駄なので諦め気味。
 せめて、被害を少なくしたいですね。 


 恋人の不満なところを教えてくださいは、このサイトにおいて、恋人成立数が少なすぎるので、没になりそうな予感です。

今の所、よく書いてるCP
 ザンスク→すでに夫婦(じゃなければHETARE
 テュシャマテュ→恋人じゃない
 ツナ骸→恋人じゃない
 山りょ→一方通行
 白レオ→裏切りものを知ってますよ
 スパレオだけならばしかたない、スパレオだけなら。

 よく書いてないなら、ヒバ獄、ベルマモ、柿犬、ツナ京、(学生時代)家奈々、ランピン辺りが恋人かなっと(あくまでうちのサイト内での話です)

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記518日目 


2008.08.09
Sat
21:11

恋人の不満なところを教えてください スパレオ編。

「いつでもどこでも保護者同伴なところ」
「クフフ、僕の愛らしいグイド二人っきりにさせると思いましたか……」
「スパナさん、骸様、喧嘩やめてください!!」



 スパレオ編とかかいておいて、他の編をやるかどうかは不明です。
 レオくんと髑髏ちゃんは常に保護者同伴みたいなものですよね。
 前途多難です。
 骸ごと受入れてくれる人がいるのか……無理、かな★
 とりあえず、骸って過保護だと思います。
 デートにも絶対ついていくね。
 いい雰囲気になったら人格交代やらかすね。
 頑固親父もびっくりな妨害……。


拍手レス
8/7

12:20 スパナ×レオナルドLOVE!!
スパレオをお好きと言ってくださる奇特なお方が!? ありがとうございます!!
 ほとんどたった一人の生産者ですが、そのお言葉で更にがんばれます……。
 とりあえず、きょぬうはもまれないと勿体無いですよね。どんどんもまれてほしいです(変態)ぜひとも、持ち上げるように重量感を出して(もう黙って)
 レオくんとグーくんはまだネタがあるのでやる予定です。ですが、グーくんばっかり濃くなっちゃって困りますね。もっと双子でスパレオもがんばりたいです。
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

サロメ症候群一周年記念企画 


2008.08.08
Fri
22:40

 サロメ症候群は明日で驚きですが、1周年を迎えます。
 まさか、こんなにもこのジャンルで続くなんて、初めてサイトを開いたときには思いもよりませんでした。
 ここまでこれたのも全ては皆様のご声援のおかげでございます!
 そのお礼を兼ねまして、1周年企画として、
 8/7~8/8のうち、サイトにある暗号を見つけた方にSSリクエスト権をプレゼントしたいと思います。
 終了しました。

拍手&メルフォレス
 暗号の成否もご返答しております(答えの質問は受け付けておりません。ぐっと簡単になる8/8をおまちください)
-- 続きを読む --

category: お知らせ

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記517日目 


2008.08.08
Fri
10:32

「なんで俺がテュールの髪切ってるんだ……?」
「髪を切ろうとしたら頼んだやつが泣いて俺に土下座し始めた」
「お前、実は不便な体してるよな……」



 髪を切るという行為は、刃物を持って無防備な背後に立つため、昔、一部の偉い人は本当に信用のおけるものにしか髪を切らせなかったとか。
 えらい人が髪が長いのは、実はそういうわけだったとかあったらおもしろいですね。
 テュールは他人を信用してないけど、別に後ろから殺されそうになっても対応できるし、自分の体を傷つけられるわけがないと理解しております。
 しかし、傷つけられないからこそ髪を切れない。
 適当に切ったら怒られる。
 ならばどうすればいいか。

NEW! 最新のシャマルいじめ 髪を切らせる。

 こうなりますね。
 何を考えているかわからなくなりました(落ち着け)


 日記を消すし、保存したままにしちゃうし、忙しいということを理由に判断力が低下している……。
 もっと重大なミスを犯す前に落ち着こう……。
 アウアウ。

 今日は夕方からおでかけなのでエチャなしです。
 本当はいきたくないのですが、いかなきゃいけないからしかたございません。
 ドナドナ一つでも歌いたくなりますね。

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記516日目 


2008.08.08
Fri
09:28

「まーた寝てねえのかあ」

 扉を開けてすぐ、そう徹夜の頭に響くような大声で怒鳴りながら入ってきたのは、長い銀髪の男だった。肌も白く、瞳も銀色で、纏う隊服も白いせいか、白を背景にすると馴染んでしまいそうだが、それに負けない存在感がそこにはある。
 部屋の主は、少し頭を抑えて男を見て、軽く手を振った。

「ん、スクアーロ」
「ん、じゃねえぞお」

 ズカズカと、不機嫌そうな表情で部屋の主の断りもなく踏み込むと、床に散乱した機会のパーツを拾い上げた。がちゃがちゃと適当に箱や、片隅にそれをまとめながら、部屋の主のもとに近づく。
 部屋の主はといえば挨拶を終わらせると視線を膝に抱えているパソコンへと戻し、作業を続けていた。
 男の眉根に、ますますしわが刻み込まれた。
 すうっと、軽く息をつくと、身を屈める。

「う゛お゛ぉぉぉい!!」

 がんっと、まるで殴りつけられたが如く部屋の主は頭を抱えて倒れた。
 徹夜続きというだけで大声がきいていたというのに、今の絶叫は通常の状態でも鼓膜が破れるような錯覚を覚えただろう。
 しばらくぴくぴく震えているところで、男は膝からパソコンを奪い取った。

「あっ、返して」

 咄嗟に伸ばした手から、パソコンを遠ざけられる。

「いつから寝てねえ」
「……昨日?」
「その隈見て信じるやつがいたらそいつの目は節穴だぜえ……」
「一昨日……」
「………」
「……3日くらい……」
「寝ろお!」

 また耳元で怒鳴られ、耳を押さえる。
 逆らってもまた怒鳴られるだろうと部屋に主は黙って従うことにした。
 けれど、さすがに自分の部屋に飼えるのは億劫で、仮眠用にとりつけたベッドへ這うように動く。

「つーか、食いもん食った形跡がゼリーくらいしかねえじゃねえかあ!! 飯も食えっつってるだろお」
「うー……」

 耳を塞いで回避しようとする部屋の主の後ろで大雑把に男は片付けていく。

「寝てるうちに飯作ってやるから、7時には起きろよお」
「……スクアーロ」
「なんだあ?」
「スクアーロは、誰にでもこうやって世話するの?」
「はあ?」
「白蘭や正一にも、こんなことしてるの……」
「ああ゛? 別にしてねえよ。ちゃんと世話係いるだろうがあ」
「ふーん、うちだけなのね」

 にっと、笑うと、男は怪訝な顔をする。
 なぜかご機嫌になった部屋の主が理解できないと、掃除を再開した。
 壊れそうに乱暴に扱われる音に不安を覚えるが、部屋の主は目を閉じると急速に意識を睡魔に絡めとられ、眠りに落ちていった。



 宿題、スパスクで、スパナの世話をするスクアーロ!
 かいてたら一度消えた(間違えて消した)ので、書き直し!
 もう少しお隣の幼馴染みたいにスクアーロにスパナのお世話をさせようかと思ったんですが、気持ち悪かったので削除。お母さんみたいな感じで書いてみましたが、どうでしょうか……。
 とりあえず、白蘭は世話係がいるので、世話してって言ってもしてくれません。
 正チャンは世話を焼こうとすると子ども扱いするなと怒るのでできません。
 スパナは世話を焼いてもらいやすい、世話焼いてもらえるならそのまま身を任せるタイプだと思います。
 うん。
 スクに世話してもらえると、でも、嬉しいと思います。
 スパナは素直なので、ベルみたいにツンツンしませんし!


 朝おきたら、下書きに入ってました。
 油断だめ、絶対。

拍手レス
8/5
22:57 幼女と違って、幼男って漢字的に見栄え悪いからじゃないでしょうか。関係すごくないですけど幼女グイドとかもいいかもしれませんね。
やっぱり、音が悪いですか……じゃあ、どういえば……やはり、ショタ……(マテ)
 幼女グーくん!? それは革命的。しかし、どう見ても骸とか白蘭が犯罪者ですね。
 10年前バズーカとかで打てばできるでしょうか……!!
 うーん、グーくんと初対面骸とかのエピソードも考えているので、いつか書きたいです。幼女じゃないですが、幼い頃のグーくん…・・・。

-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記515日目 


2008.08.05
Tue
10:32

「ツナ、ボクシングなんて、俺にはできないんだ」

 山本は震えながら声を絞り出した。
 今にも泣きそうに、拳を握り締めて苦しそうに。

「遊びでも、真剣勝負でも、真似事でも、先輩を殴るなんて、できない」

 そんな表情の山本は、あんまり見たことなかったものだから、俺は驚いてしまった。
 何気ない軽い会話が急に重くなって、俺は過去を思い出す。
 青い空、フェンスの向こうの山本、ああ、あの茶色いグラウンドに飛び出した体を死ぬ気でおいかけた俺。 
 だけど、それほど不安にはならなかった。
 なぜなら、山本は急に顔を真っ赤にしたのだ。
 そこには、不穏で美しい感情が覗いている。

「だって、見てるだけで苦しいのに、こんなに死にそうなのに、触ったりなんかしたら、俺、死ぬ。本当に、たぶん、心臓潰れるのな」

 山本にとって、殴るという行為が暴力というよりも接触だという事の方が重要らしい。
 しかし、ボクシングはグローブ越しなのだから、皮膚による接触はないんじゃっと俺は思うわけで。
 でも、たぶんこの俺には理解できない深遠の思考を持つ山本には、そういうことじゃないんだろう。
 


 夏といえば山りょの季節。
 スパレオも書きたいけど、暑さにうなされたら山りょ。
 山本は乙女になり、ツナはツッコミを放棄、なぜか当事者の了は蚊帳の外。
 いいな、いいな、山りょっていいなあ(落ち着け)
 私の山りょは他の山りょに対してズレすぎ&おかしい方向に向かいすぎなので需要は無いですが、書きたいから書きました。
 とりあえず、ツナがお兄さんと同じボクシングを部活にしなくても少しやってみれば気持ちとかわかるんじゃない? スパーリングとかできるようになれば仲良くなれるんじゃない? とかアドバイスをしたら独自の理論を持ち出す山本。死亡寸前。

 他人様の山りょを漁る毎日。
 他人様のような山りょが書きたいです。しかし、無理です。ガックリ。
 


 もうすぐ遊戯王の1周年だし、そしたらすぐにリボの2周年だし、もうなんでどっちも8月なんだよ!!
 夏の暑さにまどわされすぎだろ!!
 落ち着いて、これ以上サイトは作らないようにしたいです。
 例えメル友様に
「どこかのジャンルが大量に特定マイナーCPの小説の量産を待っているのにか!!」
 とか意味不明な説得を持ちかけてきても、作らないと誓いますよ!!
 今、リボと遊戯王以上に萌えるジャンルもありませんし。
 まあ、一時期願ダムの兄貴と賛美歌に惑わされかけたりしましたが、あれの放送は10月から、夏で燃え上がることはない!!

 しかし、深刻になにも考えてない……どうしようか……。
 だって、あの時は1年も2年も続くなんて考えてなかったんだ……。 
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記514日目 


2008.08.04
Mon
02:53

 割れたグラス、床に広がる濃い琥珀色、鼻につくアルコールの匂い。
 混乱する頭を動かせば、冷たい液体が髪について男はやっと少し冷静になれた。

「お前、盛りやがったな」
「違うよ、シャマル。お前が勝手に薬いりのグラスを飲んだだけだからね」
「うわあ、俺、これからお前が用意した酒は二度と飲まないことにするー」

 精神を保つためにわざと子どもじみた口調で、ソファに座るように自然に腹の上にのってくる剣帝を見上げた。
 剣帝は、100人いればその99人が美しいと驚嘆するだろう蕩けそうな美姫の如き微笑を浮かべる。しかし、その100人中の1人に入る男は、まるで得体の知れない宇宙人にでも襲われたかのようにげっそりとした嫌そうな顔を浮かべ、溜息を吐いた。

「重い、どけ」

 本当ならば突き飛ばしたいところだったが、手足は震えて微かに動くだけで、掴むことも突き飛ばすこともできそうになかった。
 剣帝はしばらくそれを楽しそうに、つまらなそうに見つめて、おもむろに片方しかない。けれどまったく自らの美しさの欠点にすらならない手で服をまくりあげた。性別と性格さえ気にしなければ生唾を飲み込むような真っ白で滑らかな肌があらわになり、そこから芸術のようにほどよく華奢だが引き締まった体がさらされる。

「やーめーろー、俺は男と男の裸が嫌いなんだー……」

 ほとんど涙目になりながら必死に、しかし現実にはゆるやかに首を男は振った。
(食われる、食われてしまう、神様仏様お母様、助けて!!)
 あまりの嫌悪感と恐怖に男は心の中でみっともなく助けを叫んでみるが、全ては無駄な行為だった。 
 魔の手を今度は男の服に伸ばし、見せ付けるようにゆっくりとボタンを外していく。
 クスクスと、笑い声が漏れた。

「愛してるよ、シャマル」

 歌の旋律のように美しい響きだった。
 形宵唇から紡がれる音は、遮蔽されることなく男の耳に届いた。
 男の動きが止まる。表情がこの世の終わりのように歪んだ。

「お前が死ねと言えば死んであげよう。つまり、お前は私の生殺与奪権を得たんだ。いつだってお前は剣帝殺しになれる。
 嬉しいかい?」
「まったく、ちっとも」

 心からそう思っていると吐き出す。

「俺はお前の愛も生殺与奪権も剣帝殺しもいらねえ。なあ、おい」

 呆れたように、もう一度、大きく溜息をついた。

「そろそろ、遊びには飽きろよ。お前の気持ち悪い口調と裸はこりごりだ。
 何一人前の人間みたいなこと言ってやがる。人間のフリなんてすんじゃねー、俺は男となんぞ酒は飲まないんだよ、さっきまで男と酒飲んでたかと思うと昨日の晩までの口にいいれたもん全部でちまいそうだ。
 ほら、帰ってこい化け物」

 はっと、息を吐き出す。
 それは笑いを含んだ空気。
 化け物は、うつむいて方を震わせた。

「だからてめえはおもしろんだよ、シャマル」

 がらりと、口調は変わる。
 先ほどまでの艶やかな笑みとは違う、不敵な、獣の笑い。それすら、途方もなく美しい。

「飽きた」 

 傍らに置いた自分の服を掴むと、さっと袖を通して立ち上がった。
 男は、なぜか今嫌な予感を感じる。

「ちょっと待て、テュール」
「なんだ、ハニー」
「訳のわからん呼び方はやめろ……聞きたいことがあるんだが……」
「言ってみろ。聞いてやるぜ?」
「俺を、まさかここに放置していくってことはないよな……?」

 剣帝は、笑って口を閉じる。
 そして、服をきちんと正すと、ひらっと手を振った。

「おやすみ、シャマル」
「やっぱりかあああああああ!!」



 愛を知った剣帝(人間)のフリした化け物と、男嫌いの医者。
 拍手で、シャマルが好きなテュールを……っと言っていただいたので、ほどほどのレベルのものを用意してみました。
 後に、テュールの生殺与奪権と剣帝殺しはスクにうつるのですが、それほどまでの猶予期間辺りです。
 なんか、微妙な雰囲気に。
 きっと、求められてるのとは違うと思うんですが……。
 これでも、シャマテュのつもり。剣帝は襲い受けだよ。攻めるときも襲うけど。


 まったく関係ないですが。
 幼い女の子を幼女というのに、幼い男の子のことを幼男っていわないのはなぜなんでしょう。
 幼少とかは、別に女の子にも使いますし。
 ………そんなに皆幼女が好きか!?(違う結論にいくつくな


拍手レス

8/2
2:17 山了拝見いたしましたv山本が報われるといいなぁとひっそり応援していますv
山了を見てくださる奇特な方が!!
 そろそろ夏も盛り、山りょの季節になってきましたので、もっと山りょもちょtびちょび書こうかなっと思っています。
 山本は報われなくても報われても、楽しそうだと思います。


8/3
20:05 7/31に拍手した者です。もちろん普通の状態ですのシャマルです。
書いてみました。どうでしょうか?
 違いますか…・・・そうですか、やはり……ごめんなさい……。
 私の明らかな力不足です……。
 ちなみに、私はテュシャマテュ派ですが、マイナーダイスキとして、一応テュシャマよりっぽい感じもしなくもないですが、シャマテュも好物です。
 つまり、なんでもいけます!(おい)



 遊戯王は後で。
-- 続きを読む --

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

日記513日目 


2008.08.02
Sat
21:05

「正チャン、今日はパンツの日らしいよ!!」
「そうですか、で、僕の後ろで怯えているスクアーロと貴方の持っているミニスカートと巨大扇風機にはなにか関係が?」
「パンツの日らしいよ!!」
「いい年した男が下着を連呼しないでください」
「正チャンは見たくないの……?」
「ごめん、スクアーロ。僕のイタリア語が通じないみたいだよ」



 今日はパンツの日らしいです。
 本当は「女性が本命の男性にこっそりパンツをプレゼントする日」らしいのですが、髑髏スクでそれをやる勇気がありませんでした。
 というか、うちの白蘭オープンすぎだろ……。
 驚いた。
 そして、そろそろ正チャンはおーじんじしそうです。

 ツナ京でどっかでやってないでしょうか。
 たぶんツナが泣きます。色々な意味で!


拍手レス

7/31
17:45 シャマルとテュールの二人が大好きです!!
ありがとうございます!!
 たぶん、テュールがシャマルをスキだったら、シャマルが死んでるか、シャマルが拉致監禁されているか、あるいは男同士なのにこどもができているというびっくりファンタジーが起こっていることでしょう。なんにしろ、シャマルが不幸です。そういうものですよね!(おい)
 小説は……うーん、まあ、がんばってみます。
 ちなみに、それはにょたとかじゃなくて、普通の状態のテュルとシャマですよね?

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。