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日記719日目 


2009.04.30
Thu
23:29

 スクアーロってさ、ボスの命令絶対聞くじゃん。
 もしかして、踏まれた料理でも食べちゃうの?



 幼い声が無邪気に問う。
 からかうような声音は、相手が怒ることを誘っていたが、問われた相手はきょとんっとして、不思議そうに問い返した。

「踏まれたくらいで食えないわけじゃねえだろお?」

 それは、踏まれた料理だって食べたことのある口ぶり。
 それが、ごく当たり前といった態度だった。

「そりゃ、腐ってるとかよう、毒入ってるならこええけど、土とか埃くらいならどってことねえぜえ?」

 ああっと、そしてそう言った後に納得したような表情を浮かべる。



「そうか、ベル、あるわけねえよな。ゴミ箱に頭つっこんだことも、食いかけで捨てられた料理取り合ったことも、あるわけねえよな」
 


 過去を思い出すような顔。
 壮絶な人生を物語るような、当たり前の表情。
 問いかけた少年は、ぞっとした。自分の知らぬ世界の遠さに、目眩すら感じる。
 踏まれた食物を口にいれるなど、考えるだけでもおぞましい。
 けれど、確かにいるのだ。
 自分の世界の一つ向こう側には、踏まれた食物ですら喜んで生きるために口にするものが、確実に存在している。

「ま、お前らは知らなくていいぜえ。うまいもんじゃねえしなあ」

 けらけらと笑ってみせる相手の目には、こどもの姿が写っている。
 なにも知らない無知な子ども。
 それが自分だとわかった時、少年ははひどく恥かしくなって黙り込んだ。
 相手はまだ笑っている。
 なんでもないことのように、気にかける価値すらないことのように。
 その差が、少年にはひどくもどかしかった。



 スクの生まれは荒んでるよ説を推奨してます。
 生きるために、生き残るためになんでも口にいれる。
 そういうがつがつとした餓えとか、本気とかやっぱりスクにはあってほしい。
 そして、ベルはやっぱりお坊ちゃま育ちの王子様なんだなっと。
 でも、外の世界にきて、ちょっと成長して、自分の発言がすごく恥かしいことだと気付くといい。
 これは、ベルスクなのか……?


 今日はずいぶん元気になりましたー!
 もう心配ないです!!

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