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日記734日目 


2009.05.18
Mon
22:55

 手錠をかけられてしまったから、しかたないのです。
 それが僕の言い訳でした。
 僕の手首と彼の手首が手錠で繋がっていたから。
 だから、僕はあの人に引きずられて走りました。
 手錠といっても細く脆い鎖でした。
 その気になれば、素手はさすがに無理として、ちょっとした道具があれば切れてしまうほど。いえ、道具までいかず、その辺で手ごろな大きさの石でも見つけて叩いてしまえば壊れてしまうようなものでした。
 それなのに、僕はこの手錠を言い訳に胸を喜びに満たしてこの人の後を走ったのです。
 きっと、頭のいい彼は知っていました。
 僕が理由さえあれば卑怯になれると。
 そして、僕に卑怯になれる機会を与えてくれたのです。

 今宵、僕は逃げます。
 
 さようなら、居心地のいい場所。
 さようなら、大切な人たち。
 さようなら、僕の運命。 

 この脆弱で偽りの手錠という縁だけにすがって僕は卑怯にも逃げ出します。

 今、後ろを振り向きたいです。 
 でも、振り向きません。
 なんたって、僕よりも走るのが遅くて体力のない人が一生懸命前を走ってくれているから。
 モスカにも乗らず、頼らず、僕を引っ張ってくれているのです。
 本当に、頭のいい人だ。
 こんなことされたら、偽善者の僕は当然ながらこの人を振り切ることなんてできやしない。
 この人は、自分を人質にまんまと僕を手に入れた。
 とりあえず、そろそろ走りなれないこの人が、足をもつらせてこける頃だから、もしもこけたら僕もこけよう。
 今や、僕らはそういう関係なのだから。



 駆け落ちスパレオ。
 言い訳さえあれば、人はどこまでも卑怯になれる。
 基本的に、ありえない未来ですが、二人がちょっとがんばれば、こういうこともあったのにね、みたいな。
 あるいは、もしかして、ずっと未来の来世の来世、で、やっと振り切れたのかもしないとか考えます。
 パラレル大好き!!



 ジャンプは、もうメルヘン三十路と、その愉快な仲間はいいよ。
 って思いました。

category: 日記

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