FC2ブログ

07/ 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. 16. 17. 18. 19. 20. 21. 22. 23. 24. 25. 26. 27. 28. 29. 30. 31./09

スポンサーサイト 


--.--.--
--
--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

trackback -- |comment -- | 記事編集

go page top

日記766日目 


2009.07.08
Wed
20:46

「今日は、帰りたくないんです」

 珍しくソファに座ったまま、夕飯の時間が近づいても動こうとしないグイドのそんな言葉に、白蘭はぎょっとする。
 飄々としていて、あらゆる事柄を適当に受け流す白蘭も、さすがに予想外すぎる言葉を普段のように受け流すことはできなかったらしく、手に持っていた棒アイスがごっとっと落ちて割れた。
 真意が測りきれず、思わずグイドを見れば、その愛らしい外見によくあった仕草で手近なマシュマロ型のクッションを掴んで顔を押し付けている。これまた、珍しいことだった。
 愛らしい外見に反して、グイドというのはひどく口も悪ければ態度も男前、まさしく慇懃無礼、見かけと中身が間逆、腹黒を地でいっている。そこが白蘭は気に入っているし、おもしろいと思っていたのだが、そういう姿を見せられるとぴったりすぎて、ちょっとかわいいとも思ってしまう。

「弟が、帰ってくるんです」

 クッションに顔をつっこんだまま、くぐもった声で言う。

「弟?」

 白蘭は、首をかしげて思い出す。
 浮かんだのは、それはもう、外見とまさしくぴったりとした小動物的に愛らしいグイドにそっくりな少年の姿だった。グイドが溺愛し、天使のようにかわいがり、崇拝にも似た感情を抱いている、相手。

「弟くんって……確か、バイト先で会った子と駆け落ちした……?」

 なかなか、衝撃的な出来事だったので覚えている。
 実を言うと、そのバイト先というのは白蘭が経営している会社であり、そこの社員であった男と駆け落ちしたということは、一時期事件としてあちらこちらを賑わせてものだった。

「そうです……このたび、ついに骸様がししょ……沢田さんの説得で折れて、一度帰ってくることになったんですが……俺のレオをさらいやがった男も帰ってくるらしいんです」
「ふーん」

 白蘭はなるほどっと、いう感じで二つに折れたアイスを戻し、新しいアイスを取り出す。

「じゃあ、泊っていく?」

 少々の期待を込めた明るい声に、冷たい声がばさっと切り捨てた。

「いえ、あなたの家に泊まると一晩で糖尿病になりそうなので、帰ります」
「ぇー」

 そう言いながらも、グイドは動かない。かなり、帰りたくないのだろう。
 弟には、会いたいはずだった。
 弟の相手の男にも、一言言いたいはずだった。
 弟を幸せにしているのか、見てやりたかったはずだった。
 けれど。
 けれど。
 怖いのだ。
 もしも。
 もしも、弟が幸せだったら。
 自分よりも、幸せにできる人間がいると、実感してしまったら。
 かすかに、グイドの肩が震える。
 白蘭は少し考える。

「んー、じゃあ、こうしよう」

 すたすたと歩いて隣に座ると、笑う。

「グー君は今日は俺が誘拐しました、帰りませんってことで」

 誘拐だから、おうちには帰さないし、もちろん電話もしない。

「なんですか、それ」

 少しだけ、声が笑う。

「いい考えじゃないですか?」
「全然です。僕は帰ります」
「だーめ、グー君は誘拐したから、グー君の意思は関係ありませーん」
 
 くすくす笑って、白蘭はグイドに抱きつく。
 顔をあげると、グイドは困ったように笑っていた。

「なら、しかたないですね。ですが、ひとつだけ」
「なーに?」
「グー君じゃありません、グイドです。アイスの棒で喉突きますよ……?」



 久々に白グイ。
 なんとなくパラレル設定。
 こういうまったりなのが書きたくなりました。
 白蘭……。
 


 一昨日はジャンプのリボについていけずうまく日記が書けず。
 昨日は書こうとしたらアクセスがどうのこうのでログインできず。
 なにこの不運っと、嘆くしかありません。



以下ネタバレ愚痴。

 白蘭が好きだっただけに、なんか白蘭の株が急落下してるという事態に戸惑いを隠せません。
 え、君そういうキャラだったの……?
 まあ、いいけどさあ……カリスマを感じないというか……私が白蘭に夢を見すぎていたことに気付きました。
 ドン・ミルフィオーレ……。
 それから、幻ちゃんの冥福を祈っておきます。
 あと、ツナが目の前で幻ちゃん死ぬまで全然ぴんって来てない事実にも驚嘆しました。
 え?
 なにその反応。
 ツナさん、それはないわあ……目の前でことが起きるまでぴんってこない現代っこはどうなの……。
 あなた、今まで、何人犠牲になったと……いや、伝え聞きで実感わかなかったかもしれないけど……今まで見たこともない人たちが急に現われて「戦え」言われたらそりゃぴんってきませんよね……。 
 そりゃ、今の今まで白蘭よりも正チャンが悪役張ってたし、正チャンにそういうのがぶつけられてていきなり白蘭が実は全部悪いよって言われても……ああ……。
 でもさあ……。
 10年前のドン・ボンゴレ候補にも夢を見ていたようです。
 いや、もしかしたら私の解釈が違っていたかもしれませんが、最後のページのツナって、やっと「白蘭悪者、白蘭倒す」って気づいたようにしか見えなかったんですよ。
 ゲフゥ。


 好きなだけに大変残念すぎた。
 夢だけ見て生きていけない。

category: 日記

trackback(0) | comment(0) | 記事編集

go page top

« 日記767日目  | h o m e |  日記765日目 »

コメント

go page top

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://aimou.blog85.fc2.com/tb.php/1297-818650fb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。