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日記790日目 


2009.10.04
Sun
22:37

「いってもいいよ」

 彼は、そう言ってくれた。

「行っても、いいよ」

 本当は止められると思っていたので、ひどく驚いた。
 同時に、寂しく、苦しかったのをよく顔に出さなかったと自分でも感心している。
 だが、よく考えれば、自分にそんな顔をする権利はない。なぜなら、僕は彼をおいていくから。
 彼を置いて、主のもとへ。
 今度こそ、今世では二度と会えないかもしれない場所へ、行くのだ。
 離れたくないと、どれだけ思っても。
 それは、絶対に変えられないこと。決まったこと。変えられない運命。
 無理にでも止められたら、力づくで止める覚悟すら持ってして僕は臨んだ。 
 一緒に来てくださいなどとは、言えなかった。
 彼は、巻き込むべきではない。彼を、巻き込みたくなかった。
 でも、それでも。
 そんなに、あっさりと。
 いつもの、無表情にも似た顔のまま。
 苦しい。

「ただし、」

 はっとなって顔をあげる。

「だめです!」

 予測ができて、思わず叫んだ。
 この人は、連れていけと言うはずだ。
 そういう、人なのだ。
 すぐに、自分の行く末を決めてしまう。何もかも放り出すことも、捨てることも簡単にしてしまう。
 それは、いけない。
 許せない。
 この人だけは。
 わがままで、勝手だとわかっている。僕はそういう人間なのだ。 
 誰のことも考えず、自分のことだけ考えてこの人を突き放す。

「レオ」

 その人が、俺の肩を捕まえる。
 手袋越しの感触に泣きたくなった。

「落ち着いて、レオ」

 わがまま、言わないから。
 まるで、子どものようなことを口にする。

「わがまま言わないから」

 止めない。
 連れていけとは、言わない。
 だから、ただ。

「ここに、レオをおいていって」

 真剣な顔。
 ああ。

「グイドはいっていいよ、だから、レオはここにおいてって」

 ごめんなさい。

「はい」

 ごめんなさい。
 僕はその人の手をとって、うなずいた。
 ぐるぐると、謝罪の言葉だけが頭を巡る。
 僕は、その人の目を見た。
 そして、レオをおいていく、嘘の名前。でも、彼にとってだけ本当の僕を。
 ごめんなさい、さようなら。
 さようなら、レオナルド・リッピ。



「さよなら、グイド」
「さようなら、スパナさん」



 もう、貴方に二度とレオと呼ばれることはないでしょう。
 さようなら。
 ありがとう。



 なんとなく、スパレオでお別れ。
 切ないスパレオを目指したのに、情緒不安定なレオくんになってしまいました。
 全然切なくならない><
 このあと、骸ファミリーvsボンゴレファミリーとかありそうです。
 たぶん、幻術で精神の一部を預けていったのではないかなっという感じの妄想。
 スパナは、全部は手に入らない、無理やり手に入れようとしたら手から零れてしまう、ならば、一部だけ閉じ込めようと。
 合理的でロマンチックで非科学的な拘束。

category: 日記

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